長めの読書メモ https://sizu.me/aime
ドストエフスキー『罪と罰』と、森有正『ドストエーフスキー覚書』の感想を書きました。感想というか、長すぎる備忘録。読み終えてからまとめるまで一ヶ月くらいかかってしまった
ドストエフスキー『罪と罰』と、森有正『ドストエーフスキー覚書』の感想を書きました。感想というか、長すぎる備忘録。読み終えてからまとめるまで一ヶ月くらいかかってしまった
トーマス・ベルンハルト/ 飯島雄太郎 訳
『コンクリート』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
トーマス・ベルンハルト/ 飯島雄太郎 訳
『コンクリート』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
細部相互の齟齬と照応。差異と類似の共鳴。一個のテクストに対してここまで肉薄した試みはあっただろうか。著者の代表作にして批評の一大金字塔。
蓮實重彦
『『ボヴァリー夫人』論 〔増補決定版〕 上下』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
細部相互の齟齬と照応。差異と類似の共鳴。一個のテクストに対してここまで肉薄した試みはあっただろうか。著者の代表作にして批評の一大金字塔。
蓮實重彦
『『ボヴァリー夫人』論 〔増補決定版〕 上下』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
【目次】
プロハルチン氏(1846)
九通の手紙に盛られた小説(1847)
人妻と寝台の下の夫(1848)
弱い心(1848)
ポルズンコフ(1848)
正直な泥棒(1848)
クリスマスツリーと結婚式(1848)
白夜(1848)
訳者解題
解説(江川卓)
ドストエフスキー/ 米川正夫 訳 『ドストエフスキー全短篇 Ⅰ』
www.amazon.co.jp/dp/4122077974
【目次】
プロハルチン氏(1846)
九通の手紙に盛られた小説(1847)
人妻と寝台の下の夫(1848)
弱い心(1848)
ポルズンコフ(1848)
正直な泥棒(1848)
クリスマスツリーと結婚式(1848)
白夜(1848)
訳者解題
解説(江川卓)
ドストエフスキー/ 米川正夫 訳 『ドストエフスキー全短篇 Ⅰ』
www.amazon.co.jp/dp/4122077974
「哲学というのは理性の学ですから、神ということを言いましても、自己の理性で考えているのです。最後の主人公はやはり自己の理性なのです[…]宗教というものは人間ないし人間の理性というものを最後の主役にはしないのです[…]最後の主人公、決め手を握るものは何かというと人間にとっての他者である存在、超越者です。いちおうこれを神と名づけておきます」
ここに、ドストエフスキーが対決した西洋思想の核をみる。カントを批判したフィヒテ、フィヒテを継承したヘーゲル、
「哲学というのは理性の学ですから、神ということを言いましても、自己の理性で考えているのです。最後の主人公はやはり自己の理性なのです[…]宗教というものは人間ないし人間の理性というものを最後の主役にはしないのです[…]最後の主人公、決め手を握るものは何かというと人間にとっての他者である存在、超越者です。いちおうこれを神と名づけておきます」
ここに、ドストエフスキーが対決した西洋思想の核をみる。カントを批判したフィヒテ、フィヒテを継承したヘーゲル、
「信仰に入るとか、教えを棄てるとかいうことは、意識や思想の問題ではない[…]魂の問題だ」
「世界はこれでいいのかと問い続けてきた白鳥と、世界は結局このままでいいのだというときの白鳥とは楯の両面だというのです。世界はこのままでいいのだという信仰が、どうしてもこの世界を赦せないという虚無や懐疑を生み出してきた」
「信仰に入るとか、教えを棄てるとかいうことは、意識や思想の問題ではない[…]魂の問題だ」
「世界はこれでいいのかと問い続けてきた白鳥と、世界は結局このままでいいのだというときの白鳥とは楯の両面だというのです。世界はこのままでいいのだという信仰が、どうしてもこの世界を赦せないという虚無や懐疑を生み出してきた」
この子の始まったばかりの人生が、最後まで平和でありますように。理不尽な暴力や恐怖にさらされませんように。
この子の始まったばかりの人生が、最後まで平和でありますように。理不尽な暴力や恐怖にさらされませんように。