きみが声にしないで言う
図書館で待つ
真意は? 真剣に読書?
いや、それはない
デートってわけでも
へえんだ
上の段の本を取れって
そんなとこか
妙に腑に落ちた
こころのなかでさよならしちゃって
帰ってしまえばいい
できるならね
しないけどさ
きみが声にしないで言う
図書館で待つ
真意は? 真剣に読書?
いや、それはない
デートってわけでも
へえんだ
上の段の本を取れって
そんなとこか
妙に腑に落ちた
こころのなかでさよならしちゃって
帰ってしまえばいい
できるならね
しないけどさ
「何か浮かんだ?」
「…」
「ねえ」
「え?」
「ちょっとさあ」
「あ、ごめん」
「まったく」
アイツはあきれて、そっぽを向く
缶入りのあたたかいミルクティーで
冷たい風をしのぐ朝
飲んだときに動く
アイツの、のどぼとけ
不覚にも、見惚れてしまった
「何か浮かんだ?」
「…」
「ねえ」
「え?」
「ちょっとさあ」
「あ、ごめん」
「まったく」
アイツはあきれて、そっぽを向く
缶入りのあたたかいミルクティーで
冷たい風をしのぐ朝
飲んだときに動く
アイツの、のどぼとけ
不覚にも、見惚れてしまった
普段は行かないデパートで
「本日限りとなっております」
「チョコレートケーキがいい」
「アボカドのほっこりサラダを…」
せっかく買った白鳥サブレ
割れてしまってた
欠片を月にかざしてみても
欠片は欠片でしかないよね
ねえ
そうでしょ?
普段は行かないデパートで
「本日限りとなっております」
「チョコレートケーキがいい」
「アボカドのほっこりサラダを…」
せっかく買った白鳥サブレ
割れてしまってた
欠片を月にかざしてみても
欠片は欠片でしかないよね
ねえ
そうでしょ?
月がきれいですね
こっちは雨が降っていますよ
どうやら、脈なしのようだ
月がきれいですね
こっちは雨が降っていますよ
どうやら、脈なしのようだ
「泣」
ねこを撫でると
泣いてしまう
自分がそうされたかったから
でもあんまりされてこなかったから
なのかもしれない
ねこを撫でると
泣いてしまう
ふわふわの毛でおおわれていることに
うらやましくなって
なのかもしれない
ねこを撫でると
泣いてしまう
ねこが悲しい顔をするから
なのかもしれない
でも
それは
わたしのことを
想ってくれたから
だったらいいな
「泣」
ねこを撫でると
泣いてしまう
自分がそうされたかったから
でもあんまりされてこなかったから
なのかもしれない
ねこを撫でると
泣いてしまう
ふわふわの毛でおおわれていることに
うらやましくなって
なのかもしれない
ねこを撫でると
泣いてしまう
ねこが悲しい顔をするから
なのかもしれない
でも
それは
わたしのことを
想ってくれたから
だったらいいな
大きな霊園の近くに住んでるとか言ってた気がしたな。誰だったか忘れたけど有名な人のお墓もあるとか。「ウチに来れば案内してあげるよ。遠慮せずいらっしゃい」そう笑顔で話す先生に、私たちは苦笑いを浮かべるだけだった。その先生も大きな霊園のどこかで眠っているのかもしれない。「まだそこまで老いぼれていないぞ」またあのときみたいに、怒られてしまいそうだ。
大きな霊園の近くに住んでるとか言ってた気がしたな。誰だったか忘れたけど有名な人のお墓もあるとか。「ウチに来れば案内してあげるよ。遠慮せずいらっしゃい」そう笑顔で話す先生に、私たちは苦笑いを浮かべるだけだった。その先生も大きな霊園のどこかで眠っているのかもしれない。「まだそこまで老いぼれていないぞ」またあのときみたいに、怒られてしまいそうだ。