プルーフで一足早く読了。重厚かつ切れ味鋭い短編で語られる、とある弁護士の回顧録。善と悪の境で揺れる被告たちを、汚れた手で、壊れかけの秤にかける。結末が読めず、一話一話が非常にスリリングでした。東京創元社から2/12発売予定。一級品だと思います。
プルーフで一足早く読了。重厚かつ切れ味鋭い短編で語られる、とある弁護士の回顧録。善と悪の境で揺れる被告たちを、汚れた手で、壊れかけの秤にかける。結末が読めず、一話一話が非常にスリリングでした。東京創元社から2/12発売予定。一級品だと思います。
海外在住の男に、日本の警官から連続狙撃事件の相談が。彼の分析と犯人との攻防を「通話記録」だけで描く。ほぼ全編が男同士のドライな会話で進みますが、その裏にひとつの企みがあり、最後まで読むとライトノベルとしての旨味が溢れます。良作です。
海外在住の男に、日本の警官から連続狙撃事件の相談が。彼の分析と犯人との攻防を「通話記録」だけで描く。ほぼ全編が男同士のドライな会話で進みますが、その裏にひとつの企みがあり、最後まで読むとライトノベルとしての旨味が溢れます。良作です。
対魔忍やり込め タローマン
対魔忍やり込め タローマン
5編すべてで館消失の謎を扱うという、ギネス記録的短編集。1編目の初出は04年で、他は2020年以降の作品。並べてみると1編目とそれ以降でトリックの手触りが微妙に異なるのが興味深いところです。より「奇想」に歩み寄っていっている、というか。館を消すなら、当たり前か。
5編すべてで館消失の謎を扱うという、ギネス記録的短編集。1編目の初出は04年で、他は2020年以降の作品。並べてみると1編目とそれ以降でトリックの手触りが微妙に異なるのが興味深いところです。より「奇想」に歩み寄っていっている、というか。館を消すなら、当たり前か。
自然科学の偉業を成したあと、ニュートンは何をしていたか。造幣局の監事を任されたんですって。で、作業をすごい効率化して、贋金の捜査もしたんですって。で、贋金犯の中に天才的な悪党がいて、熾烈な頭脳戦を繰り広げたんですって。いくら何でも嘘すぎるだろ、と思いきや、本当なんですって。記録もいっぱいあるんですって。
というわけで、偉人の知られざる一時期に迫るノンフィクション。探偵ニュートンの捜査法は「容疑者の周囲の人間と面会しまくりコツコツ証言を集める」こと。確信が持てるまでは動かない。まさに科学の手法。
自然科学の偉業を成したあと、ニュートンは何をしていたか。造幣局の監事を任されたんですって。で、作業をすごい効率化して、贋金の捜査もしたんですって。で、贋金犯の中に天才的な悪党がいて、熾烈な頭脳戦を繰り広げたんですって。いくら何でも嘘すぎるだろ、と思いきや、本当なんですって。記録もいっぱいあるんですって。
というわけで、偉人の知られざる一時期に迫るノンフィクション。探偵ニュートンの捜査法は「容疑者の周囲の人間と面会しまくりコツコツ証言を集める」こと。確信が持てるまでは動かない。まさに科学の手法。