がんちゃん
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gamchan.bsky.social
がんちゃん
@gamchan.bsky.social
大阪府在住のおじさんです。

散歩、写真、読書が好きで、大阪、京都、奈良をうろついてます。
【読んだ本】バリキャリの子(真下みこと/祥伝社)
研究員として働く理佳子は、27歳を機に婚活を始める。アプリに登録し、何人かの候補と出会うが、なかなかうまくいかない。
理佳子の理系で研究者という設定が極端に使われていて、うまく話がかみ合わないのは面白いと言っていいのかどうか少し悩んでしまう。それに対して、ひとつひとつ記録を取り改善していくところも、いかにも理系らしいという設定なのか。
今どきの部分と旧態依然のところの混在が楽しくはあるが、途中から理佳子の母に関しての存在が大きくなってくる。
#読了
#yonda
October 12, 2026 at 9:50 AM
【読んだ本】サッカー報道とナショナリズム: 「日本人らしい」プレーとは何か(笹生心太/青弓社)
漠然と使ってしまう「日本人らしい」という表現。著者はそれが具体的には何を表してるのかに挑む。
まずは過去の新聞から該当記事を抽出し、「日本人らしい」という表現がサッカーに関して多く使われてることが判明。次にサッカー専門誌から、その意味することをあげていく。
いわゆる「日本人は身体能力では劣るが組織的に戦う」という表現だが、『身体能力』とは具体的に何のことか、『組織的』とは何か、またその内容の変化について説明してる。
サッカー日本代表の歩みの振り返りにもなって楽しく読んだ。
#読了
#yonda
October 10, 2026 at 9:51 AM
【読んだ本】夜の海をゆく人よ(佐原ひかり/幻冬舎)
むつみの婚約者は、通り魔に襲われてる妊婦をかばい自分が身代わりとなって死んでしまった。その婚約者の心情をもとに、彼の弟と日々の善行を心掛けるむつみ。一見、平穏な日々が続いていたが、久しぶりに出席した高校の同窓会で意外なことを知らされる。
魅力的な脇役(?)もいるのだけれど、主要な登場人物が少し極端すぎて、どこか読んでいてつらくなる。それが作者の狙いなのかもしれないが、思わず「もっと気楽に生きて!」と思ってしまう。
#読了
#yonda
October 9, 2026 at 10:03 AM
【読んだ本】多類婚姻譚(凪良ゆう/講談社)
タイトル見て、地球外生物が出てくるSFかと思い身構えながら読み始めた。もちろん私の勘違いで、現代の「婚姻」に関するいくつかのパターンを描いた連作短編集だった。
多岐に渡っていて面白く読んだのだけど、少しだけ違和感というか乗り切れない部分もあった。
私が、昔ながらの人間だからなのかもしれない。
#読了
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October 8, 2026 at 10:09 AM
【読んだ本】とめどなくちいさき人へ(白石一文/祥伝社)
ここ最近の白石作品は、不可思議な現象が多発して、少し読むのをためらう感じだった。本作は序盤からその気配がなく、実に面白い展開で期待を持って読んでいた。
ところが本作は、途中からこれまで以上にとんでもない展開となった。お話の中に不可思議な現象が出ること自体は良くも悪くもないのだけど、それがお話そのものを台無しにしている感じ。
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October 7, 2026 at 10:01 AM
【読んだ本】元カレの名前なんて忘れた(青山美智子,一木けい,町田そのこ,山内マリコ/PHP研究所)
活躍中の4人の女性作家による「元カレ」がテーマの、競作短編集。
個人的には、青山さんの「姉ちゃん」と、山内さんの「二つ年上」がよかった。一木さんと、町田さんは、私には少し重かった。
読み終えて思うのは、このタイトルはだれが考えたんだろう、いいタイトルだなと。
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October 6, 2026 at 10:23 AM
【読んだ本】したう(小野寺史宜/祥伝社)
小野寺さんらしい、とてもあたたかで読んで幸せ感じるお話。
中小企業を舞台にした連作短編。家族経営の中心にいるのが、社長の息子と同じ日に生まれた社長の飼い犬、小鉄。工場の隣に社長宅があることもあり、社員が自主的に散歩に連れ出すこともあるという。
出てくるのがいい人ばかりだし、特に何か事件が起こるわけでもない。それでも一冊飽きずに読ませてしまう。
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October 5, 2026 at 9:19 AM
【読んだ本】反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」(草薙龍瞬/KADOKAWA)
なかなか考えさせられた一冊。仕事していたころ、不遇(と自分は感じてる)な時には鈍感力で対応しようと自分なりに考えていたことを思い出した。
一番気になったのは、「人間関係の悩みについて、『感情の悩み』と『相手との関わり方の悩み』は別物で分けて考えるべき」という部分。理解はできたが、それができれば苦労はしない。実践はむつかしい。
#読了
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October 3, 2026 at 9:52 AM
【読んだ本】金田一耕助の間取り(木魚庵 (著),本間至 (イラスト) /エクスナレッジ)
こんな本を書こうとする人がいることに驚く。横溝正史の金田一シリーズの主要作に関して、登場する建物の間取りだけでなく、立地や敷地内の配置など、作中では明確に書かれていないことまで明文化し図示する。
金田一シリーズは、その昔にすべて読んだはずだがかなり記憶があいまいになっていて、それが残念というか申し訳なかった。
図書館での状況を調べてみたら、結構な作品が貸し出し中でいまでも人気があるんだと再認識。
#読了
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October 2, 2026 at 10:10 AM
【読んだ本】建築を旅する 歴史と地域を楽しむ「建築ツーリズム」のすすめ(倉方俊輔/イカロス出版)
著者の解説はいつも、建築様式がどうのこうのとか建築そのものから語るのではなく、時代の背景・関連する人 など、少し周辺から説明が始まる。
素人ながらにそこがいいと考えるが、ひょっとすると建築というものはもともとそういうものなのかもしれない。
この本ですごいと思ったのは、47都道府県をすべてカバーしていて、かつ設計者に重複が無いこと。
仏教美術資料研究センターが気になり調べてみたら、天井漆喰調査のため当面休館とのこと、残念。
#読了
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October 1, 2026 at 9:52 AM
【読んだ本】ギャルにひかれて寺マルシェ(宮島未奈/KADOKAWA)
余計なことを考えずにシンプルに面白い一冊。
中学の同級生三人が久しぶりに出会い、30歳になっても中学生のようなドタバタを繰り広げる。いくつになっても青春という感じ。
家業を継いだ英介が、地元のことを何も知らなかったと気づき、その活動領域を拡げていく感じが妙にリアルなのかと感じてしまう。
この作家さんは、どこにでもあるような地方の描写がとてもうまく、そこにしかない世界のように感じてしまう。
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September 30, 2026 at 9:36 AM
【読んだ本】雨の日の小説家――スランプをめぐる6つの対話(角田光代,森見登美彦,山内マリコ,山崎ナオコーラ,朱野帰子,芦沢央,聞き手:海猫沢めろん/泡影社)
スランプを経験したことのある作家が、そうなった状況や脱出法などについて語る。スランプと言いながら、全く書けないわけではなくそれなりに新作を出してる人もいるのが不思議。また、現在もまだスランプだという人も。凡人とは捉え方が違うのかもしれない。
小説家という、無から有をうみだす人たちの特殊な苦悩と努力がうかがえる。
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September 29, 2026 at 11:59 AM
【読んだ本】あなただけに許す距離(一木けい/小学館)
かなり濃いめの恋愛短編小説5篇。
恋愛小説と書いたが、もっと根本的な人間と人間の関係を描いたようにも思えた。その関係を「距離」という尺度で測ってるような感じ。
思い通りにいかない現実、あの時こうしてればという後悔、どこまで近づけばいいのか。距離があるというのは、両者の認識にずれがあるということかなとも思った。
内容的には結構ドロドロとしてるはずなのに、読後感は悪くない。
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#yonda
September 28, 2026 at 10:27 AM
【読んだ本】美術の物語(エルンスト・H・ゴンブリッチ/河出書房新社)
NHKで「3か月でマスターする西洋美術」を観て、もう少し詳しく知りたくなって読んでみた。TVでは理解しやすくするために、大胆に概要だけをまとめていたことがよくわかった。(この本でもかなり端折ってはいるが)
興味深いのは、時代ごとの社会情勢や価値観を説明するために、まず建築様式がどう変化したかを説明してから、美術の話に入っていくところ。こういう説明は、私は初めて読んだ。
言うまでもないが、あくまで「西洋」美術の物語。かれらにとってはそれがすべてなのかも。
#読了
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September 26, 2026 at 10:03 AM
【読んだ本】群狼(C・J・ボックス/東京創元社)
シリーズものとは知らずに読んでしまったが、問題なく面白かった(過去作読んでればさらに楽しめたのかも)
猟区管理官という、個人的にはなじみのない職業(立場?)の主人公。隣の地区の猟区管理官から、ドローンでシカの群れを追い立ててるとの連絡があり、協力して捜査に当たる。
謎の犯罪集団が現れ、鷹匠が出てきたり、FBIを名乗る男たちの登場など、あれこれと魅力満載でラストに向け一気に加速していく感じがすごい。
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September 25, 2026 at 10:12 AM
【読んだ本】はくしむるち(豊永浩平/講談社)
沖縄の少年少女をめぐる理不尽な環境を鮮明に描く。アニメやウルトラマンなどオタクっぽいものが散りばめられてるが、実際は貧困と暴力の世界。
それでけでもすごいのだけど、第二次世界大戦中の戦場での出来事が合間に語られる。まさにその状況が今につながってるかのように。
私が受け止められるキャパをはるかに超えたエネルギーを感じる。
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September 24, 2026 at 9:40 AM
【読んだ本】少年ABCの完璧な選択(結城真一郎/新潮社)
最終的にどう決着するのか、ハラハラ(他人事なのでワクワク?)しながら最後まで読んだ。
15年前の殺人事件で容疑をかけられながらも有罪をまぬがれた少年3人。その事件の関係者が誘拐され、真犯人が名乗り出なければ元少年3人の素性を公開すると脅す。
15年が経過し、単に歳をとっただけでなく社会的地位や家族を得た元少年3人は、それぞれ対応に苦慮する。
過去の事件を担当した刑事と、若手の組み合わせもお話をうまく乗せていく気がした。
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#yonda
September 23, 2026 at 10:10 AM
【読んだ本】我らが音楽に祝福あれ(瀧羽麻子/ポプラ社)
壮大で少し切ないお話を楽しく読んだ。終戦の年に生まれた男の子が音楽の道に入り指揮者として成功していく、そんな一代記。
多くの人と出会い、世界をまわりながらお話はすすむ。読み終えて冷静に考え直してみると、あれこれと都合よく行き過ぎてる気もするが、読んでる最中にはそんなことも思わず一気に読んでしまった。
音楽の才能などかけらもない私だが、音楽がテーマのお話には妙に引き込まれてしまう。
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September 22, 2026 at 10:10 AM
【読んだ本】大阪駅と梅田駅(伊原薫/交通新聞社)
とても楽しく読んだ。
そもそもなぜ、大阪駅が今の場所にできたのかから順を追って説明いただいている。言われてみれば、当時は何もなかったところに大阪駅ができたおかげで、私鉄の梅田駅もそこにできて現在の繁華街があるということ。
関連するいくつかの読み物もあって、知ってた話も知らなかった話も、とても面白い。
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September 21, 2026 at 10:11 AM
【読んだ本】松本隆に学ぶ日本語の技術: 刺さるコトバ・沁みるフレーズ・響くリズムの秘密を探る(齋藤孝/白秋社)
実は読むかどうか少し迷った。タイトル通りなら、松本隆を題材にした日本語のでの表現技法の解説かと思い、それではせっかくの松本隆がだいなしだと思ったから。
実際には少し違って、松本隆のいわばイレギュラーな言葉の使い方が、その魅力を高めていること、またそれを許す日本語の懐の深さを感じた。
誰にもまねできそうにはないので、読んでも「日本語の技術」は見につかないと思う。
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September 19, 2026 at 9:56 AM
【読んだ本】建築トリック謎解きガイド(安井俊夫/エクスナレッジ)
著者は、一級建築士にしてミステリファン。ミステリに登場する、密室、扉、窓、隠し部屋、洋館、などを建築基準法もからめて、建築の専門家が解説する。
建築に関してはとても勉強になって読んでいて楽しいのだけど、ミステリに関しては少し消化不良な感じ。トリックそのものについて書くわけにはいかないので、仕方ないといえば仕方ない。
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September 18, 2026 at 9:48 AM
【読んだ本】ギアをあげて、風を鳴らして(平石さなぎ/集英社)
宗教団体で教祖の生まれ変わりと扱われ、何かと不自由な生活をおくる小4の癒知、家庭の事情で転校を繰り返すミクと出会う。
やや特殊な設定ではあるが、小学生の少女の友情と冒険というか反抗というか成長というのはおなじみのテーマ。
やりきれなくなるほど切ない部分もあるが、今後への希望というか救いもある。実に絶妙なバランスのとれたお話で、読んでよかった。
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#yonda
September 17, 2026 at 10:22 AM
【読んだ本】いつかたこぶねになる日(小津夜景/素粒社)
南フランス在住の俳人によるエッセイ集。
というだけでも少し不思議な感じがするが、毎回漢詩を取り上げてるというからさらに混乱する。
漢詩に関しては丁寧に解説もされてるのだけど、私に素養がなく理解は不十分。ただ、その前後のエッセイ部分が非常に面白く感じた。
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#yonda
September 16, 2026 at 9:56 AM
【読んだ本】新学期にだけ見える星座(似鳥鶏/東京創元社)
久しぶりの市立高校シリーズだけど、冒頭から新たな登場人物が活躍し、今後もまだまだ続くのではと期待が持てる。
連作短編だけど、冒頭の「さまようツボ」事件がずっと後を引き、登場人物が入れ替わりながら一つの長編となってる感じ。
伊神さんも柳瀬さんも相変わらずでよかった。
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#yonda
September 15, 2026 at 9:41 AM
【読んだ本】夏迷宮(古川日出男/講談社)
なんとも不思議なお話。
第三次世界大戦がはじまる、福島に平安時代のテーマパークができる、アジアと欧州の境で人魚に出会い不老の体を手に入れる。時代も空間もバラバラなお話が並行して進んでいく。一見、何の関係もなさそうだが。行き来していくうちになんとなくテーマらしきものが見えてくる気もする。
よくわからないなりに、最後まで読んでしまうというか読まされてしまう。
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#yonda
September 14, 2026 at 10:16 AM