支部更新しました〜!ここでぽつぽつ連載してたオメガバース忘羨を完結させました。世界観に合わせて用語を変更しているのでキャプション一読してから本編に進んでいただけると助かります。よろしくお願いします🙏
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◇
「お、俺?」
魏無羨にとっては雷が脳天に直撃したような衝撃だった。まさか不気味な血糊のついた服が自分と関係していたなんて彼は思いもしなかったのだ。
魏無羨は藍忘機がたたみ終えた服を籠に戻すのをじりじりしながら待ってから、
「ちょっとこっちで座って話そう」
と夫の手を引いて寝台の縁に座らせた。魏無羨も隣に腰かける。
「藍湛、教えてくれ。さっきのあの服は俺と関係があるのか?」
ざっと思い返した限り魏無羨にそれらしい記憶はない。
◇
「お、俺?」
魏無羨にとっては雷が脳天に直撃したような衝撃だった。まさか不気味な血糊のついた服が自分と関係していたなんて彼は思いもしなかったのだ。
魏無羨は藍忘機がたたみ終えた服を籠に戻すのをじりじりしながら待ってから、
「ちょっとこっちで座って話そう」
と夫の手を引いて寝台の縁に座らせた。魏無羨も隣に腰かける。
「藍湛、教えてくれ。さっきのあの服は俺と関係があるのか?」
ざっと思い返した限り魏無羨にそれらしい記憶はない。
x.com/oshicp1122/s...
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◇
なぜ藍忘機はこんなものを後生大事にしまっていたのだろうか。
「魏嬰、夕餉の支度が整った。温かいうちに食べ──」
魏無羨が首を傾げたちょうどその時、夕餉を詰めた重箱を持って藍忘機が静室に戻ってきた。彼は魏無羨が広げているものを認めた途端声を詰まらせ、明らかな動揺をその美しい顔いっぱいに滲ませている。日頃感情の波が表に出にくい藍忘機にしては非常に珍しいことだ。
(つまり、それだけまずいものを俺が見つけちまったってことか)
血糊がべったりとついているのだから十分訳ありであることがうかがえる。
◇
なぜ藍忘機はこんなものを後生大事にしまっていたのだろうか。
「魏嬰、夕餉の支度が整った。温かいうちに食べ──」
魏無羨が首を傾げたちょうどその時、夕餉を詰めた重箱を持って藍忘機が静室に戻ってきた。彼は魏無羨が広げているものを認めた途端声を詰まらせ、明らかな動揺をその美しい顔いっぱいに滲ませている。日頃感情の波が表に出にくい藍忘機にしては非常に珍しいことだ。
(つまり、それだけまずいものを俺が見つけちまったってことか)
血糊がべったりとついているのだから十分訳ありであることがうかがえる。
www.pixiv.net/novel/show.p...
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◇
「うわ、なんでこんなものが……?」
時は移ろい十三年後。
夕餉の支度で夫が席を外している間、ひとりで暇になった魏無羨は静室の中のありとあらゆる戸棚の中を物色していた。目的は夫が隠している春宮図がないかどうか。というのも、昔は風紀を乱す淫交など毛嫌いしていた真面目でお堅い藍忘機が、今はそんな様子など欠片も見せないどころか、閨で魏無羨が泣きながら許しを請うても攻める手を緩めるわけでもなく、むしろいっそう激しく求めてくるからだ。
◇
「うわ、なんでこんなものが……?」
時は移ろい十三年後。
夕餉の支度で夫が席を外している間、ひとりで暇になった魏無羨は静室の中のありとあらゆる戸棚の中を物色していた。目的は夫が隠している春宮図がないかどうか。というのも、昔は風紀を乱す淫交など毛嫌いしていた真面目でお堅い藍忘機が、今はそんな様子など欠片も見せないどころか、閨で魏無羨が泣きながら許しを請うても攻める手を緩めるわけでもなく、むしろいっそう激しく求めてくるからだ。