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翻訳文学試食会のためにアカウント取得。試食会の感想と試食会を機に読んだ本のメモ。
名古屋に行く用事があり、泊まりませんでしたがMindyさんが紹介してらしたブックホテルに寄りました。
人目を気にしてあまり写真は撮りませんでしたが、気になる本がたくさんあって、次来ることがあれば泊まるかも。

森見登美彦『シャーロックホームズの凱旋』があったので、最初の章をここで読みました。片恋も原州通信も、働かない若い男がモダモダしている本を最近続けて読んでる気がする。
September 17, 2026 at 5:07 AM
渋滞や進まない行列に巻き込まれれば、「南部高速道路」と唱える人生が始まった訳ですが、収録のどれもこれも面白かったです。
語りが好きで「パリにいる若い女性に宛てた手紙」の印象が強いですが、十羽と十一羽の紙一重感にヒリヒリしました。誰目線?なタイトルもいい。

いちばん目の奥が痛くなったのは「追い求める男」で、サックスや友人のライターや訪れては去る女性の、ある種の型式の力を借りて、追い求める姿を書こうとしたのかな、と思いました。大体いつも、小説の中の物書きの妻は本の売り上げを気にしてますね。
追い求める姿は、エリオット先生の言う「逃避」を想起しました。ジョニーが死んで悲しい。
September 17, 2026 at 4:38 AM
雑談回を聴き、176回を聴き、おぼさんの感想を読んでから、読みました。面白かったです!

年や地名やドラマや芸能人の名前が出て来て、韓国に住んでいれば、あの頃は…と自分の思い出を滑り込ませられるんだろうと思いましたが、大学生活の過ぎ方が自分そっくりで、私なりに自分に引きつけて楽しく読みました。

やっぱりプラタナスシーンが面白く、最後の「それで十分ですとも」は、どこまでも自問自答なんだ、投げかけた物に手応えのある物が返って来なくても、自分で折り合いがつけられるようになる、それでいいのだ、というある種、突き抜けた感じがあって良かったです。親に一七三万ウォンを返済した記念で語った話だと思います。
September 14, 2026 at 9:25 AM
189「片恋」回を聴きました。
近いうちにデジコレで読みたいと思いますが、地球と書いてホシと読むルーツとガキンの片恋が読めるのではないかと予想しています。

恋はかなり、バイオリズムとかホルモンとか気候とかの影響下にあるのでは、と私は思っている節があり、語り手に魅力があるかどうかはあまり気にならないかもなぁと思っています。語り手は好きだと言われたからアーシャを好きになったように聞こえたんですが、違うのかな。
枯れたフロソウ?の花を持ってる45歳はなかなか良さそう。読むのが楽しみ。
September 12, 2026 at 1:39 PM
「象を撃つ」の大衆の圧がガルシア=マルケスの「予告された殺人の記録」に似ているというのをブルスカで見て、二作を同じ時分に読んでいたので、その偶然にちょっとびっくり。私は全然感じなかったことでしたが、ナサールを殺した町も二千人くらいなのかな、と思ったりした。

そして、ようやく「大佐に手紙は来ない」を読みました。初回は全然ピンと来なくて(というか、所々書いてる事が分からなくて)、試食会63回を聴き直して再度読み直したら、一気に読めました。短編ばんざい。

痩せ我慢にはあまり惹かれない方だと自認してますが、大佐はずっと怒っているんだな、と気づいてから、しみじみやるせなく、良かったです。ミエルダ。
September 7, 2026 at 1:24 PM
173フリオ・コルタサル「南部高速道路」を読みました。
感じの良い人たちが、苦境を凌いで凌いであるとき解放される。渋滞の全容は不明。

私はいちばん、何で車を捨てないのかが不思議だったのだけど、高速道路に乗ってしまったが最後、高速というシステムを利用しているようで、システムの一部として振る舞うしかないのだなと思った。共同体の立ち上がりと解散も、大きなシステムの自己修復に見えました。システムに乗れない人は退場していくから。

「しゃべらなくても生きて行ける社会」万歳で、今日だって会議開始時刻前の十数分を、席で気配を消していた私には、面白くも怖い作品。シャワー浴びてぇ…が良かった。
September 5, 2026 at 12:50 PM
186回のリュドミラ・ウリツカヤ『女が嘘をつくとき』を読みました。

ASD傾向にある知的な女性が、文学その他から定型発達的嘘構築力を学び、加齢とともに自分の人生に束ねていく物語、というように読みました。つまり、ジェーニャは生まれ持った気質的に嘘をつかないタイプで、他人の嘘への処し方を段々と学習していく。
彼女のその傾向は最初の章に明示的に語られていると思う。ひとの話を聞くにあたり、無防備過ぎるように私からは見える。
試食会の「幸せなケース」は、彼女たちは自分の物語を創ることも難しいんだなと思って悲しかった。レオ(プロデューサー)がミシェル(スイス人監督)の死に泣いたところがわりと印象的。
August 27, 2026 at 10:54 PM
187ロラン・バルト「作者の死」回を聴きました。私の試食会の聴き方を少し変える回になったかもしれないなぁと思います。面白かったです。

以下、読むことについての思い出。長い。

小5のとき。隣のクラスの(担任より若くて女性の)先生が、臨時で国語の授業をした。
誰かの読解を先生が「それは違う」と言い、ある男子が「どう読んでも僕の自由じゃないですか」と言った。
先生はたしか、作者はそう書いていないと言い、その理由も言ったと思う。その男子はあまり納得しなかった。

先生が続けて言ったのは、インクの滲みの話。
August 22, 2026 at 11:08 AM
毎年チェックしている本屋のフェア。おすすめを一冊は買って読んでいます。自分の推薦文が冊子に載ったら嬉しいだろうなと思う。母校は今年は参加してないみたい。

住野よるさん人気と「君たちはどう生きるか」支持多かった。「君たち」は我が家にもあるからな…。私が大事に思っている本も170冊の中にあって嬉しかったです。今の高校生も読んでいるんだなあという嬉しさ。

みなさん気になる(?)翻訳文学は170冊のうち18冊(私調べ)。そのうち『星の王子さま』が3冊。強い。
レマルク『西部戦線異状なし』が入っていて、今年はこれを買って読もうかなと思います。
August 11, 2026 at 9:08 AM
『ジャガイモの世界史』182「プルシアン・ブルー」回と似てるかも、と読んでみたら、第四章_地獄を見た島アイルランドに、オフラハティの「国外移住」が一部引かれている(ジャガイモでは「離郷」多胡正紀ら訳)。
部分であっても家の中に居たとは。読んだはずなのに覚えていない。飢饉が最悪だった頃もアイルランドの穀物輸出は止まらなかったんだな。

ジャガイモはトリビア満載で面白く、ハーバーの妻が自殺したとブルー回で聞きましたが、ジャガイモにも、足尾鉱毒事件の鉱山経営者古河市兵衛の妻が自殺したとあった。抗議の自殺かはともかく静かには生きられないでしょう。そういえば、ジャガイモも窒素コントロールが大切ですね。
August 7, 2026 at 9:16 AM
185回、マイケルあたりから、あれ?「伝統と個人の才能」の話してる?となりました。私も強めの「何で謝るんですか」に笑ったし、この回も面白かったです。
August 7, 2026 at 9:07 AM
185回を聴きました。
今回の配信でも、お二人がおたよりをとても大事にしてくださっていることが分かり、あまり考えないようにしていましたが、タカギリエさん送信済おたよりはマジで大丈夫なのか、とハラハラしています。
送信済は、試食会理解度が足りず読まれることを想定してないため、とりあえず長い。特に次のやつはヤバい。徒然なり過ぎて何の話か送信者も分かりません。

干場さんの「さて、おたより行きましょうかね」に緊張が走るのですが、リクエスト回もあるし、そういうリスナーさんがこの空の下、沢山いるんだなあと思いを馳せています。道民も今日は暑いです。
August 7, 2026 at 3:58 AM
高野秀行さんが、出版区で翻訳文学の話をしているぞ!
July 31, 2026 at 10:35 AM
ローソンさん代表作と言われる「家畜追いの妻(羊追いの女房)」を読みました。良い!これは酔わせる物語ですね。演歌味がある。

森林の中のポツンと一軒家で4人の子どもと留守を守る妻。ヘビと格闘→勝利し、夜明けを迎える。

妻は11歳長男に「畜生なんて悪い言葉はつかわないようにと、これまでなんべん注意しましたか」とたしなめる。私が良いor悪いで語られる「育ち」という言葉から思い起こすのはこういったシーン。

妻は立派なお家の子でも、高い教育を受けたわけでもない。
隣家は遠く、夫もなかなか戻らず、長い間自分と子ども達だけ。楽しみは「若い女性雑誌」を読むこと。
July 31, 2026 at 9:36 AM
古本屋で見つけてしまったので購入。こちらは「帽子を回せ」。

ジラフの行為を「下品な好奇心と利己心」と評したミッチェルが、まず帽子に一ポンドを入れるところに、私は一番やられました。
ジラフの帽子回しは「困っている人」に発動するから、商売敵のアフガニスタン人にも売春婦にも連帯する。私には「情けは人のためならず」や狭い仲間に閉じてる感じがあんまりしなかった。オーストラリアが広過ぎて「遠くの親戚より近くの他人」なのかな。近くの他人なら、何人も信教も関係ないな。

帽子回しには同調圧力があると思うんだけど、このお金の出し方には胸打たれるものがあった。これは、自分の身体が資本の労働者の連帯ですよね。
July 27, 2026 at 3:05 PM
『笑いの錬金術』を読んでいます。
あ、コレ読んだ!とみるみる記憶が蘇る…なんてことにはなってませんが、むかし読んだかもしれません。

読んでいたとしてもロマン・ギャリの「孤島奇譚」「贋作」だけ読んで図書館に返却したと思われます。ガブリエル・ド・ロートレック「節酒の教え」は、読んでいたら覚えていそう。シンプルに面白い。

高校の頃は、現代文の課題文の続きを読むために図書館を使っていて、真木悠介『気流の鳴る音』よしもとばなな『TUGUMI』開高健『裸の王様』は試験問題が出会いだった。懐かし。
July 24, 2026 at 8:54 AM
「地球の住人たち」を須藤哲生訳『ペルーの鳥 死出の旅へ』で読み(全部面白かった)、地球の次の「無垢なるものに飢えている」に衝撃を受けた。私絶対、人生でこの小説に出会っている。

ペルーの初版は2017年。試食会で読まれた『この愛のゆくえ』は2011年。どちらも読んでいない。『この愛のゆくえ』なんて本を、私が読むはずがない。
とにかく、読んだのは最近(ここ15年)ではない。もっと前。
July 19, 2026 at 10:33 AM
「象を撃つ」を読みました。家にあるとは思わなかった。買って読んでいなくて、もちろん中身も承知していない本が家にたくさん…。

「象を撃つ」は私には小説としか思えなかった。何故なら大東先生の言うこの作品の「後追い」の形が、私には評論やエッセイではないように感じるから。
ジャンル分けしたい訳でもないのだけど、182「プルシアン・ブルー」回を聴き、何故ノンフィクションじゃないのか、という問いが面白く、干場さんの「その他のテキストの否定の集合」や大東先生の「小説のように論文を書く」から、自分は本のジャンル分けをどう捉えているかなあと思った。

この回もお二人の掛け合いが絶妙絶品で面白かったです!
July 17, 2026 at 11:21 AM
「地球の住人たち」を読みました。

広場に老人と若い娘が登場したところから、人形劇みたいだなあと思った。娘も人形みたいだし。老人の「あいつ、あんたにひどいことをしたんだろう…」で、やっぱりこれは作り話だったんだな、と。それくらいこのセリフは私には遠い響き。あの状況でそんなこと言うかね?と思う。

妙な手応えの無さがそこかしこにあり、この作り話感こそがこの小説の素晴らしいところだと思う。どう素晴らしいかを言いたいけれど、難しい!
July 15, 2026 at 10:20 AM
169 「ゴドーを待ちながら」:読んでいない
178 「隠喩としての病」:読んでいない

スーザン・ソンタグ「サラエボでゴドーを待ちながら」(1993年):読んだ

ソンタグはサラエボ包囲の中で『ゴドーを待ちながら』を演出。
ーわれわれが待っているのはゴドーでも、クリントンでもないと思うこともあった。われわれが待っているのは小道具であった。ー

何でこんなの読んでしまったんだー。読む前の自分には戻れないぜ。
July 10, 2026 at 5:58 AM
181を聴きました。
趣味で小中高生の勉強のお手伝いをしているのだが、その子達と対していて「〇〇のとき、いい大人だった貴方は何をしていたの?」といずれ問われるんだろうなあ、と思うことがある。ボートをただ見ていたの?と。
「老人に好意的」な干場さんの読みは、私のそのザラザラした気持ちと繋がるような気がした。

彼女の「いつも最悪のことを想像しちゃだめよ」は、弱い者の健気さと狡さが痛烈。
July 9, 2026 at 11:01 PM
ジュディス・ライト「愛の本性」を読みました。めっちゃ面白かった!!
リサはエリックのことなんて好きじゃないよ。「この人とやって行こう」と決めた自分が好きというか、そう決めた自分を信じると決めた、みたいなガンギマってる感じがある。わたしの邪悪な心。とにかくこの人「わたし」なんよ。私はリサ好きだ。ヤバい人だけど。
あの状況でアリスに対し「リサには赤ん坊が生まれる」って言い訳が閃く人ヤバ過ぎる。雌牛、ユダヤ人の妻子が相まってエリック怖過ぎます。
July 4, 2026 at 12:16 PM
蒔絵じゃなくて撒き餌だと気づくまで時間がかかった。
July 4, 2026 at 12:29 AM
ボートの回、赤みずの下処理をしながら聴きました。
「その場を通りすがった船がせせら笑ってる」っていうのは現在進行形の自分な訳だから、小説の中の「陸地見えました」の安心に私は逃げ込んでしまうかもなと思う。消費と癒しは違う、違っていて欲しい、と思うのだけど。
July 4, 2026 at 12:20 AM
トリスタン・ガルシア『7』「宇宙人の存在」を読んだ。
兄が頭と顔が良いと知り、なんだ夜神月か…と思ったあとは、デスノのキャラたちで脳内上映され、弟ムーンはニアが演じてくれたけど、倒れてる兄達とシシ神様を見ながら「ボクはもう宇宙人を信じられない」とか言ってて、何を言っているんだニア??という気持ち。山歩くのが上手な人達だった。
June 26, 2026 at 9:03 AM