松岡亮二『教育格差(ちくま新書)』『東大生、教育格差を学ぶ(光文社新書)』
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松岡亮二『教育格差(ちくま新書)』『東大生、教育格差を学ぶ(光文社新書)』
@ryojimatsuoka.bsky.social
教育社会学者・龍谷大学社会学部教授
「教育格差: 階層・地域・学歴 (ちくま新書)」<新書大賞2020・3位選出>
<書籍版>
http://amazon.co.jp/dp/4480072373
<キンドル版>
http://amazon.co.jp/dp/B07TXTSD3G
『現場で使える教育社会学』『教育論の新常識(中公新書ラクレ)』など
https://twitter.com/ryojimatsuoka
多喜弘文准教授(東京大学)に連載「教育格差の現在地」第10回の記事を執筆していただきました。

『大学進学率「男性優位」は先進国でほぼ日本だけ…「男は大学、女は短大」昔のすみ分けが残す教育格差』
・『日本では、1990年代よりもかなり縮小したものの、現在も男性は大学・大学院、女性は短期高等教育というすみ分けが残存している。結果として、女性に生まれると平均的には教育を受けられる年数が短い』(タテの不平等)

全文へのリンクは下記↓
October 2, 2026 at 11:15 PM
連載『教育格差の現在地』の第9回記事を執筆しました。
・「保護者の子に対する大学進学期待という有利不利が、家庭SES、地域、性別の重なりに沿って層状に分化」
・「特に、家庭SESは通奏低音のように重要な役割を担っている」
・「低SES層では地域差と性別差がより強く現れやすく、複数の不利が重なった層で大学進学期待は著しく低い。高SES層では全体として期待水準は高いが、それでも性別差や地域差は残る」
・「これらは、近年広がる大学入試における親非大卒枠、地方枠、女子枠などのアファーマティブ・アクション(積極的格差是正策)を議論する上でも考慮すべき点」

全文へのリンクは下記↓
September 19, 2026 at 10:37 AM
「月刊高校教育」に連載中の「探究する教育社会学」も第7回となりました。2026年10月号では、中村瑛仁准教授(京都教育大学)にご寄稿いただきました。
・『校区のSES(社会経済的背景)が厳しいからこそ要求される役割として「学級の荒れを統制する役割」「学習意欲の喚起とケアの役割」「保護者との関係を構築する役割」の三つが見出されました。これらは一般の学校でもみられますが、対象校ではより一層際立った特徴となっていました』
・『教師たちが獲得するこれらの役割は、教育格差の是正するうえでも重要な専門性だと私は考えています』
掲載雑誌と論文の書誌情報へのリンク↓
September 16, 2026 at 11:02 AM
連載「教育格差の現在地」第8回記事を執筆しました!

『習い事、スマホ、旅行にも家庭の社会経済的な格差…小6・中3全国データが明かす『経験蓄積格差』
・『高SES層ほど習い事に参加し、学習時間が長く、ゲームやスマートフォンに費やす時間が短いという関係が、コロナ禍期の2021年度とコロナ禍後の2024年度の両時点でみられた』
・『小学校では非学習行動のSES格差が、中学校3年生では通塾のSES格差が拡大』
・『学校外の文化的経験に関する子育て実践については、全体としてコロナ禍から回復していたが、その上昇度合いにはSESによる格差』

全文へのリンクは下記↓
September 9, 2026 at 6:00 AM
日本教育社会学会・第78回大会の「Ⅲ-4部会:社会階層と教育」で「学校水準における社会経済的地位と教育成果指標の関連の持続・変化:全国学力・学習状況調査の学校パネル分析」を発表します。

↓学会大会公式ページ・大会プログラムへのリンク
August 30, 2026 at 2:41 AM
川口俊明准教授(福岡教育大学)による連載「教育格差の現在地」第7回記事
・『日本の教育論議は、「実態を把握する」ことが苦手』
・『日本の教育政策は実態を把握することを軽く見てきた』
・『昨今の教育改革は、ますます実態を把握することを軽く見る方向へ向かっている』
・『塾や習い事が豊富にある都会で育った人たちの考えた教育政策が、それ以外の地域で暮らす人たちのことを十分考慮していなかったという実例を、私たちは既に経験したはずである。だからこそ、調査による実態把握が重要なのである』
・『この話題に関心がある人が増えることこそが、現状を変える第一歩』

記事全文へのリンクは下記↓
August 29, 2026 at 12:08 AM
連載「教育格差の現在地」第6回は、森いづみ准教授(中央大学)にご執筆いただきました。

『家庭の社会経済的背景(SES)が高くなるにつれて、平日と休日の勉強時間は段階的に長くなる。これとは反対に、テレビ・ゲームとスマートフォンの時間は短くなる。スマートフォンの平均使用時間は、SESが最も低い層では1.59時間、最も高い層では0.78時間と、およそ2倍の開きがある』

記事全文へのリンクは下記↓
August 11, 2026 at 12:22 AM
月刊高校教育の連載「探究する教育社会学」6回目の執筆者は川口俊明准教授(福岡教育大学 )です。

『テストの点数を本人の実力や教師の指導力だけで説明することはできません。社会科学の研究が繰り返し指摘してきたのは,学力が「生まれ」と結びついているという事実です。有名な国際学力調査PISAでも,恵まれた家庭の子どもほどテストの点数が高い傾向があることが,参加したすべての国・地域で確認されています。』
・『英語の学力格差は、国語や数学よりも大きいことがわかりました。恵まれた家庭の子どもほど英語の点数が高く。その差は他の教科よりも大きいということです』

掲載雑誌の書誌情報へのリンク↓
August 10, 2026 at 11:17 AM
連載「教育格差の現在地」第5回は、知念渉准教授(大阪大学)が執筆しました。

『統計分析にできること/できないことをきちんと区別して、統計分析をする研究者と、教育の臨床に携わる研究者・実践者とが適切に協働していくことが求められる』

記事へのリンクは下記↓
August 6, 2026 at 12:46 AM
連載「教育格差の現在地」第4回の執筆者は垂見裕子教授(武蔵大学)です。

『全国学力・学習状況調査のデータ分析から分かったことをまとめると、小6・中3の算数・数学の学力には男女差がない一方で、「算数・数学が好き」という意識には明確な男女差があり、その差は小6の段階ですでに顕在化している。同じ学力水準であっても、女子は算数を好きになりにくく、男子は嫌いになりにくい傾向が見られる。

 しかし、その男女差の大きさは学校によって大きく異なることから、「算数・数学好き」の男女差は固定的なものではないことが示唆される』

記事へのリンクは下記↓
July 29, 2026 at 11:52 PM
毎日新聞(2026年7月29日朝刊)の「論点」にインタビュー記事が掲載されました。

『教育格差社会とは、マラソンに例えれば、全員が全力で走っていない社会です。少なからぬ人が幼い頃から走るのをあきらめたり、走る機会を十分に得られなかったりしています。東大生は足の速さだけで合格できたわけではありません。
全員が大卒を目指す必要はありませんが、目標を持てず、自身の可能性を追求していない若者がいることは、社会としての損失です』

記事のリンクは下記↓
July 29, 2026 at 11:43 AM
『日本教育社会学会 国際オンライン会議2026』で発表します。

【発表題名】

“Persistent and widening socioeconomic inequality in Japan’s standardized compulsory education system, 2013–2024”

詳細↓
July 24, 2026 at 5:43 AM
連載『教育格差の現在地』第3回が公開されました。執筆者は数実浩佑准教授(龍谷大学)です。
・『「教育困難」と言われた地域の学校を4年で全国水準へ 学力格差を縮めた学校の実践と「管理職失格」のジレンマ:自己増殖する学力格差を総力で食い止める学校現場、その努力を「美談」で終わらせてはならない』

jbpress.ismedia.jp/articles/-/9...
「教育困難」と言われた地域の学校を4年で全国水準へ 学力格差を縮めた学校の実践と「管理職失格」のジレンマ 自己増殖する学力格差を総力で食い止める学校現場、その努力を「美談」で終わらせてはならない | JBpress (ジェイビープレス)
教育の機会平等という理念は、現在の日本でどこまで実現しているだろうか。 学力格差という視点からみたとき、それは十分に実現していない。なぜなら、子どもたちの学力は、子ども自身の努力の(1/4)
jbpress.ismedia.jp
July 14, 2026 at 1:56 AM
連載『教育格差の現在地』第2回は、川口俊明准教授(福岡教育大学)に執筆していただきました。
・「2021年度から2024年度にかけて、日本の子どもたちの学力は低下している。ただ、その低下幅は当初の分析から受ける印象よりは小さい。また、学力格差が拡大したとも言い切れない。拡大したように見える教科もあるが、そうでない教科もある。中学校英語に至っては、高SES層の低下が大きく学力格差は縮小している」
jbpress.ismedia.jp/articles/-/9...
拡大したと言われた学力格差、実は中学・英語では縮小…文科省データを再分析してわかった教育格差の意外な実態 コロナ後に「家庭環境が恵まれているグループ」の方がスコアが下がった教科も、小学・中学生の学力はどう変わったか | JBpress (ジェイビープレス)
知名度は低いが、文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査には、小学6年生・中学3年生の全員を対象に毎年度実施される「悉皆調査」(しっかいちょうさ)だけではなく、対象の一部を標本抽(1/4)
jbpress.ismedia.jp
July 10, 2026 at 4:56 AM
9人の教育社会学者による連載「教育格差の現在地」が始まりました。

第1回として、私の記事が公開されています。ご一読いただければ幸いです。

「もしコロナ禍がなければ、より具体的には、コロナ禍によって生活が苦しくなっていなければ、少なくない低SES層の小中学生本人と親は大学進学期待を持っていたかもしれない。中学生と親は、高校を選ぶ際に「お金がかからない」ことをそれほど重視しなかったかもしれないし、通塾をやめずに済んだかもしれない」
July 1, 2026 at 2:31 AM
拙著『教育格差(ちくま新書)』は18刷となり、電子版と合わせて7万3000部を突破しました(2026年6月時点)。

刊行から7年が経過しましたが、本書にまとめたデータと研究知見は、教育を論じるうえで、いまなお重要な参照点になると考えています。コロナ禍を経て、教育のあり方を考える際に、教育格差をデータに基づいて捉える必要性はさらに高まったとも言えます。

読者の皆様、引き続き口コミと拡散をよろしくお願い申し上げます🙇‍♂️
June 27, 2026 at 9:09 AM
「日本と世界の課題」(NIRA総合研究開発機構)に寄稿した日本語記事の英語版が公開されました。
・直訳では日本の社会的文脈を知らない読者に伝わりにくいため、英語では一から構成し直すつもりで意訳しています。
May 30, 2026 at 8:34 AM
月刊高校教育の新連載「探究する教育社会学」3回目の執筆者は藤原翔教授(東京大学)です。

「選抜性の高い高校に通う生徒ほど、家庭の経済力の差が進路に結びつきやすい傾向も見られました。選抜性の高い高校への進学は、すべての生徒に同じように働くというより、裕福な家庭の子どもにとってより有利に機能している可能性があります。」
May 29, 2026 at 12:15 PM
月刊高校教育の新連載「探究する教育社会学」2回目の執筆者は中村高康教授(東京大学)です。
・「”海外の文献を探すためにbullying(いじめ)&socio-economic status(社会経済的地位)などで検索したところ、あまりにも簡単に多くの論文を見つけることができたのです。これはつまり、海外ではいじめと社会経済的地位を結びつける議論は一般的で、よく研究されてきたということです。にも関わらず、日本ではほとんど研究例がなかったのです”」
May 6, 2026 at 3:38 AM
【新連載のお知らせ】

月刊高校教育で新連載「探究する教育社会学」が始まりました。監修は中村高康教授(東京大学)と私が務めます。

第1回は、監修者として私が執筆しました。拙論文 “Concerted cultivation developed in a standardized education system” を題材に、目には見えにくい社会経済的格差を、教育社会学のデータ分析でどのように可視化できるのか、という内容を書きました。

なお、掲載誌の2026年4月号は昨年度発刊のため肩書は准教授になっていますが、今年度より教授になりました。皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
April 26, 2026 at 12:19 PM
【論文公開】
『British Journal of Sociology of Education』誌に単著論文が公開されました。
・コロナ禍で生活が苦しくなった家庭では、小中学生が通塾しにくくなり、子どもの大学進学期待や保護者の子どもに対する大学進学期待も低下する傾向がみられました。
・全国パネルデータの分析から、日本のように学校制度が標準化された社会でも、パンデミックのもとで教育格差が広がりうることを示しています。
March 7, 2026 at 11:25 AM
自治体職員向けセミナーでの講演録とスライドが公開されました。
テーマは「奨学・修学資金支援制度」ですが、その“限界”についてもあえてお話しました。
『奨学金の対象は基本的に「進学したい」と思っている子どもに限られます。しかし、出身家庭のSESによって小学校入学時点ですでに基礎的な学習技能に差があり、小4時点で学力格差と進学期待格差が存在し、それらの差は学年が上がっても縮小しません。基礎学力が不十分で大学進学を現実的に想像できない子どもの学習行動や進路希望は、奨学金“だけ”では変わりそうもない、という前提を関係者全員が共有する必要があります。』
February 17, 2026 at 11:09 AM
衆議院選挙2026、投票してきました。
February 8, 2026 at 2:46 AM
謹賀新年。

論文執筆しながらの年越し、そして元旦も朝から研究。

相変わらず「教育格差」についてばかり考える一年になりそうです。

今年もよろしくお願い申し上げます。
January 1, 2026 at 6:59 AM
「2050年の夢」に寄稿しました
・「社会全体を対象とした定期的な調査データで、”生まれ”と教育の結果の関連に変化があったのかを確認する必要がある。私たちにできることは、こういった指標を経済成長率や失業率のように扱い、常に政策課題の中心に据え置くことだ」
www.nira.or.jp/paper/resear...
December 8, 2025 at 3:09 AM