自分の知らない本の話でも楽しいし、
自分の不得手なことをしている人はすごいと思うし、
自分の知らない映画の話は何それ面白そうだし、
人の家のご飯は目に美味しいし、
人の家のわんにゃんでもみんなとびきり可愛いし、
東西南北今日もつつがなく暮らしている情景は等しく愛しいからです
愛想でもなんでもなく、いいね、と思うから押してる次第です
たまにタイミング逃すけどな!
山椒魚/井伏鱒二
―ああ寒いほど独りぼっちだ!(山椒魚より)
岩屋に閉じ込められた山椒魚の愛らしさと悲哀が感じられる表題作含む12編
井伏鱒二には大衆的なものも文学的なものも読者に親しみよく描ける才があって、本書は主に文学寄り
自然風景の中に生きる清々しさが感じられる作品群
定職に就かず地方の令嬢に手を出してなお、煮え切らない主人公を描く『岬の風景』の次の一文、筆の勢いを感じて好きだなぁ
―あたかもその島の上まで、くったくした私の思想をうっちゃってしまうべく歩いて行けといわんばかりに、虹ははっきりと巨大な姿で空にかかっているのである。
#読書メモ
山椒魚/井伏鱒二
―ああ寒いほど独りぼっちだ!(山椒魚より)
岩屋に閉じ込められた山椒魚の愛らしさと悲哀が感じられる表題作含む12編
井伏鱒二には大衆的なものも文学的なものも読者に親しみよく描ける才があって、本書は主に文学寄り
自然風景の中に生きる清々しさが感じられる作品群
定職に就かず地方の令嬢に手を出してなお、煮え切らない主人公を描く『岬の風景』の次の一文、筆の勢いを感じて好きだなぁ
―あたかもその島の上まで、くったくした私の思想をうっちゃってしまうべく歩いて行けといわんばかりに、虹ははっきりと巨大な姿で空にかかっているのである。
#読書メモ
ちゃんとkindle買います
ありがとう先輩たち、ありがとうSNS―…(遠い目)
ちゃんとkindle買います
ありがとう先輩たち、ありがとうSNS―…(遠い目)
怪談狩り 占い地蔵/中山市朗
新耳袋シリーズでおなじみ中山氏収集による実話怪談シリーズ第12弾(いつの間に)
新耳袋の流れに同じく、恐怖体験というよりただただ不思議な話も多い
いい意味であっさりしているので読書の箸休め、味変に、移動や待ち時間や犬がお昼寝している隙間時間にちょうど良し
お茶漬けのように何も考えずさらさら読める
#読書メモ
怪談狩り 占い地蔵/中山市朗
新耳袋シリーズでおなじみ中山氏収集による実話怪談シリーズ第12弾(いつの間に)
新耳袋の流れに同じく、恐怖体験というよりただただ不思議な話も多い
いい意味であっさりしているので読書の箸休め、味変に、移動や待ち時間や犬がお昼寝している隙間時間にちょうど良し
お茶漬けのように何も考えずさらさら読める
#読書メモ
医学生/南木佳士
本当は文系に進みたかった和丸、やむなく進路を変更した京子、流されるままに来た雄二、教師から転身しようとする修三
秋田大学医学部・医学生四人の青春群像劇
専門課程の解剖で同じ班になった四人は、卒業までの試練を共に乗り越えることになる
全員が県外の出身、開校したばかりの同校に望んできたわけでなく、煌めくような青春でないのが面白い
特に東京出身の和丸が“都落ち”の屈辱から陰鬱で長い雪国の冬の度に怠惰に陥るので鼓舞したくなる
芥川賞受賞の「ダイヤモンドダスト」とは打って変わって軽快でユーモラス、15年後まで爽快に駆け抜ける物語
#読書メモ
医学生/南木佳士
本当は文系に進みたかった和丸、やむなく進路を変更した京子、流されるままに来た雄二、教師から転身しようとする修三
秋田大学医学部・医学生四人の青春群像劇
専門課程の解剖で同じ班になった四人は、卒業までの試練を共に乗り越えることになる
全員が県外の出身、開校したばかりの同校に望んできたわけでなく、煌めくような青春でないのが面白い
特に東京出身の和丸が“都落ち”の屈辱から陰鬱で長い雪国の冬の度に怠惰に陥るので鼓舞したくなる
芥川賞受賞の「ダイヤモンドダスト」とは打って変わって軽快でユーモラス、15年後まで爽快に駆け抜ける物語
#読書メモ
上映前の広告の段階で、これただの爆音では…?と恐々としていたら本編とんでもなかった
作中大きな足音がするわけですが、胸のあたりをずっとどつかれているような振動があって臨場感の凄まじさにリミナルを超えてサブリミナルみたいになってた
無音になった時の落差がまたすごい
ハンカチもティッシュも使わなかったなぁ
いつメメント・モってもいいように胸の前で手を組んで観てたわ…
札幌の映画館はね…ちょっとお行儀悪い人多くてあんまり…
号泣してもいいようにハンカチ、興奮して鼻血出してもいいようティッシュもちゃんと持ってきたのでいってきます
で、轟音上映ってなに?
上映前の広告の段階で、これただの爆音では…?と恐々としていたら本編とんでもなかった
作中大きな足音がするわけですが、胸のあたりをずっとどつかれているような振動があって臨場感の凄まじさにリミナルを超えてサブリミナルみたいになってた
無音になった時の落差がまたすごい
ハンカチもティッシュも使わなかったなぁ
いつメメント・モってもいいように胸の前で手を組んで観てたわ…
札幌の映画館はね…ちょっとお行儀悪い人多くてあんまり…
号泣してもいいようにハンカチ、興奮して鼻血出してもいいようティッシュもちゃんと持ってきたのでいってきます
で、轟音上映ってなに?
札幌の映画館はね…ちょっとお行儀悪い人多くてあんまり…
号泣してもいいようにハンカチ、興奮して鼻血出してもいいようティッシュもちゃんと持ってきたのでいってきます
で、轟音上映ってなに?
Yeah!!!!!! ୧( ᐛ )୨ フゥーッ
※一番の恐怖は上映までの空き時間に本屋さんで散財しかねないことである
Yeah!!!!!! ୧( ᐛ )୨ フゥーッ
※一番の恐怖は上映までの空き時間に本屋さんで散財しかねないことである
思うところあってしばらく行っておらず…というのも普段行っていたセンターでは漫画を読みながらいつまでもお菓子を貪っている人が多くて、うーんと思っていたところに赤十字からも「この期間に来てくれたらこれあげちゃう!」みたいな物で釣るようなメールばかりで、善意を無に帰されている感が嫌になって通うのを辞めちゃった
んで、先日ついに催促の葉書が来て「足りてません!来て!」と書いてあってすぐ献血状況チェックしたけど「安心です(足りてます)」
なんか、なんというか、本当に、人の善意を何だと…よう行かんわ…
思うところあってしばらく行っておらず…というのも普段行っていたセンターでは漫画を読みながらいつまでもお菓子を貪っている人が多くて、うーんと思っていたところに赤十字からも「この期間に来てくれたらこれあげちゃう!」みたいな物で釣るようなメールばかりで、善意を無に帰されている感が嫌になって通うのを辞めちゃった
んで、先日ついに催促の葉書が来て「足りてません!来て!」と書いてあってすぐ献血状況チェックしたけど「安心です(足りてます)」
なんか、なんというか、本当に、人の善意を何だと…よう行かんわ…
この小説、母に貸したところ何度も読み返すいわゆる愛読書となっている模様
ミステリ好きって言うから模倣犯を貸したらそっちはエグくて駄目だったのに…ぼんくらは好きだったみたい
本書は写真にまつわるミステリであり家族の話であり恋愛小説でもある
自分は宮部作品なら孤宿の人か火車、本所深川ふしぎ草紙が好きかな
この小説、母に貸したところ何度も読み返すいわゆる愛読書となっている模様
ミステリ好きって言うから模倣犯を貸したらそっちはエグくて駄目だったのに…ぼんくらは好きだったみたい
本書は写真にまつわるミステリであり家族の話であり恋愛小説でもある
自分は宮部作品なら孤宿の人か火車、本所深川ふしぎ草紙が好きかな
か、買いまぁぁす!!!!!!(でっけぇ声)
か、買いまぁぁす!!!!!!(でっけぇ声)
窓硝子を撮ったのですが雨が滝のごとくで窓開けられない
雷近づいてきたぞぉ
窓硝子を撮ったのですが雨が滝のごとくで窓開けられない
雷近づいてきたぞぉ
舌の上の散歩道/團伊玖磨
八丈島、インドネシア、イラク、フランス、アラスカ―
世界を舌で散歩する名エッセイ集
アンソロジーで一編を読み、詩的で味わい深い文章を書かれるな…と手にした本
しかし海藻を小汚い半腐れのごみと評するなど嫌いなものへの舌鋒が鋭い
一方でイギリスで供されたバラの花びらのジャムの味は「甘く、薫り高く、(中略)悲しいような舌触り」と麗しく表現する
驚いたのが團さんの胃袋の元気なこと!
カツ丼にステーキに鰻丼に、好きなものは大盛お代わりしてお腹がはち切れんばかりになるまで食べちゃう
競走馬もおいしそうに見えちゃうほどの貪食ぶりに圧倒される一冊
#読書メモ
舌の上の散歩道/團伊玖磨
八丈島、インドネシア、イラク、フランス、アラスカ―
世界を舌で散歩する名エッセイ集
アンソロジーで一編を読み、詩的で味わい深い文章を書かれるな…と手にした本
しかし海藻を小汚い半腐れのごみと評するなど嫌いなものへの舌鋒が鋭い
一方でイギリスで供されたバラの花びらのジャムの味は「甘く、薫り高く、(中略)悲しいような舌触り」と麗しく表現する
驚いたのが團さんの胃袋の元気なこと!
カツ丼にステーキに鰻丼に、好きなものは大盛お代わりしてお腹がはち切れんばかりになるまで食べちゃう
競走馬もおいしそうに見えちゃうほどの貪食ぶりに圧倒される一冊
#読書メモ
人形のアルファベット/カミラ・グルドーヴァ(上田麻由子 訳)
人形のアルファベットは十一文字でできている―
たった二行で終わる謎の表題作を中心に、ミシンが縫い取る畸形の小説集
グロテスクという言葉を解いて小説にしたらきっとこうなる
これはいつの時代のどの地域の話でもない
奇妙に捻じれ退廃した世界で人々は歪な関係を築き、出てくる食料はまるで配給品のごとく缶詰ばかり、女性の体からは赤ん坊ではない何かの肉片が出てくる
嫌悪よりは拒絶と怯え、悪意はなく醜悪
木の虫食いや埃を被った蜘蛛の巣に、気味の悪さを抱く半面で畏怖や美を感じてしまう、その感覚に似た一冊
#読書メモ
人形のアルファベット/カミラ・グルドーヴァ(上田麻由子 訳)
人形のアルファベットは十一文字でできている―
たった二行で終わる謎の表題作を中心に、ミシンが縫い取る畸形の小説集
グロテスクという言葉を解いて小説にしたらきっとこうなる
これはいつの時代のどの地域の話でもない
奇妙に捻じれ退廃した世界で人々は歪な関係を築き、出てくる食料はまるで配給品のごとく缶詰ばかり、女性の体からは赤ん坊ではない何かの肉片が出てくる
嫌悪よりは拒絶と怯え、悪意はなく醜悪
木の虫食いや埃を被った蜘蛛の巣に、気味の悪さを抱く半面で畏怖や美を感じてしまう、その感覚に似た一冊
#読書メモ
ただ自分にとってSNSもまた読み物なので「どこまで読んだかな…」というしおりが抜け落ちたような気持ち悪さがあります
写真は隠れて食べたホレンディッシュ・カカオシュトゥーベのマルガレーテンクーヘンなるフォトジェニックな焼き菓子です
#読書のお供
ただ自分にとってSNSもまた読み物なので「どこまで読んだかな…」というしおりが抜け落ちたような気持ち悪さがあります
写真は隠れて食べたホレンディッシュ・カカオシュトゥーベのマルガレーテンクーヘンなるフォトジェニックな焼き菓子です
#読書のお供
朝ドラ見る方達は予習したほうがいいかも
朝ドラヒロインとは思えんくらいスーパー奔放ストロングお茶目ガールなんで
たまには最近のものにアンテナ立てたいような気がして小説現代
知ってる作家さん多めだけど今年の夏はホラー読めてないからなぁ
作家と本屋はね、珍しく長野まゆみさんや小川未明のエッセイ入ってます
楽しみ!
朝ドラ見る方達は予習したほうがいいかも
朝ドラヒロインとは思えんくらいスーパー奔放ストロングお茶目ガールなんで
たまには最近のものにアンテナ立てたいような気がして小説現代
知ってる作家さん多めだけど今年の夏はホラー読めてないからなぁ
作家と本屋はね、珍しく長野まゆみさんや小川未明のエッセイ入ってます
楽しみ!
戻り道・新方丈記/内田百閒
古本で一括購入した百閒先生作品18冊目
旺文社文庫は裁断の関係でたまに頁と頁がくっついていることがあって、隙間に指を差してペリペリするのが非常に楽しい
しかし本書は2頁おきくらいにかなりしっかり合体しているもんだから袋とじ開けてるみたいな疚しい気持ちにさせられて困惑…
戦争が始まっても百閒は百閒!
知人をしっとり偲ぶと思いきや、借りたお金は返さず仕舞いで本人曰く返さなくて良かったんだよとのこと
いや返してください
#読書メモ
戻り道・新方丈記/内田百閒
古本で一括購入した百閒先生作品18冊目
旺文社文庫は裁断の関係でたまに頁と頁がくっついていることがあって、隙間に指を差してペリペリするのが非常に楽しい
しかし本書は2頁おきくらいにかなりしっかり合体しているもんだから袋とじ開けてるみたいな疚しい気持ちにさせられて困惑…
戦争が始まっても百閒は百閒!
知人をしっとり偲ぶと思いきや、借りたお金は返さず仕舞いで本人曰く返さなくて良かったんだよとのこと
いや返してください
#読書メモ
www.maruzenjunkudo.co.jp/products/978...
丸善の二階に上がって、棚の書物をすみからすみへと見て行くのが楽しみの一つであった。――寺田寅彦
本を買う愉しみ、幼い頃に通った本屋、古本屋めぐりの喜び――作家や書店主らによるエッセイ、漫画など47篇を紹介。
というか三週間後!持ってくれよ俺の心臓!
言わずもがなの大人気作品だけど読んだことのない方はぜひぜひ
ファンの熱がすごくて一歩引いてましたが、読んでみたらドはまりして新潮社の完全版が待てずホワイトハート版を一気に買ったワタクシ
全然ファンタジーじゃないからね…切ないくらいシビアな世界観
刊行順に読むのがおすすめ
エピソード0の「魔性の子」はこれ単品でホラーとしても楽しめます
というか三週間後!持ってくれよ俺の心臓!
言わずもがなの大人気作品だけど読んだことのない方はぜひぜひ
ファンの熱がすごくて一歩引いてましたが、読んでみたらドはまりして新潮社の完全版が待てずホワイトハート版を一気に買ったワタクシ
全然ファンタジーじゃないからね…切ないくらいシビアな世界観
刊行順に読むのがおすすめ
エピソード0の「魔性の子」はこれ単品でホラーとしても楽しめます
琉球処分(上・下)/大城立裕
武器も持たぬ南の小さな国に落ちた青天の霹靂・琉球処分
王国消滅までの沖縄の苦闘と押し切ろうとする本土官吏を通して描く歴史小説
登場人物は多いものの士族・商人・百姓ら、そして政府役人の思惑がそれぞれの角度から非常に明晰に綴られ、政治そのものを考える機会になる一冊
偏向せず一部琉球官吏の狡さ愚かさもきちんと描いているが、やはり帝国側の気遣うようでいて選択肢を与えない強硬姿勢には違和感しかない
現代に生きている以上、顛末とその後の悲劇はもちろん知っているが祈らずにはいられなかった
ひとの国を“処分”だなんて、何様なんだろう
#読書メモ
琉球処分(上・下)/大城立裕
武器も持たぬ南の小さな国に落ちた青天の霹靂・琉球処分
王国消滅までの沖縄の苦闘と押し切ろうとする本土官吏を通して描く歴史小説
登場人物は多いものの士族・商人・百姓ら、そして政府役人の思惑がそれぞれの角度から非常に明晰に綴られ、政治そのものを考える機会になる一冊
偏向せず一部琉球官吏の狡さ愚かさもきちんと描いているが、やはり帝国側の気遣うようでいて選択肢を与えない強硬姿勢には違和感しかない
現代に生きている以上、顛末とその後の悲劇はもちろん知っているが祈らずにはいられなかった
ひとの国を“処分”だなんて、何様なんだろう
#読書メモ
各家庭に冷房もなかったであろう時代にこれは狂う
ただし死んだ当日は26.8℃まで落ちているのであともうほんの少し持ちこたえていれば冷静になれていたのかも知れない…のかな
各家庭に冷房もなかったであろう時代にこれは狂う
ただし死んだ当日は26.8℃まで落ちているのであともうほんの少し持ちこたえていれば冷静になれていたのかも知れない…のかな