はじめてのフロム。原題はTo Have or To Be?(持つか、あるか)とのことで、ガブリエル・マルセルの『存在と所有』につながる見方かと思います(フロムもマルセルに言及しています)。
まだ途中ですが、「持つこと」の過剰を批判する中で「あること」を一方的に称揚しすぎじゃないか、と感じなくもないです。「ある」は「持つ」の完全上位互換みたいな……。著者もそういうつもりでないとは思うのですが。
ともあれ、「持つ」と「ある」という存在様式の話は、実感が湧いて腑に落ちる話だと思います。
はじめてのフロム。原題はTo Have or To Be?(持つか、あるか)とのことで、ガブリエル・マルセルの『存在と所有』につながる見方かと思います(フロムもマルセルに言及しています)。
まだ途中ですが、「持つこと」の過剰を批判する中で「あること」を一方的に称揚しすぎじゃないか、と感じなくもないです。「ある」は「持つ」の完全上位互換みたいな……。著者もそういうつもりでないとは思うのですが。
ともあれ、「持つ」と「ある」という存在様式の話は、実感が湧いて腑に落ちる話だと思います。
北斗七星の柄からアークトゥルス
そしてスピカへと緩い円弧でつなぐ
北斗七星の柄からアークトゥルス
そしてスピカへと緩い円弧でつなぐ
書こう書こうと思うより、自分の思考の軌跡を残すことに意識を置いた方が、結果的に書けるようだ。
書こう書こうと思うより、自分の思考の軌跡を残すことに意識を置いた方が、結果的に書けるようだ。
いま、ヤスパースに触れることの意義について考える。ヤスパースはやはり戦争と限界状況に真摯に対峙した哲学者であり、本来的意味での哲学者であったと思っている。社会的権威も、宗教も信じられなくなった時代、困難から、挫折から、真剣に希望を見いだそうとした。
いま、ヤスパースに触れることの意義について考える。ヤスパースはやはり戦争と限界状況に真摯に対峙した哲学者であり、本来的意味での哲学者であったと思っている。社会的権威も、宗教も信じられなくなった時代、困難から、挫折から、真剣に希望を見いだそうとした。
宗教からくるから怖いという人もいるだろうけど。
私は、人が逃れにくさを感じさせる重さを、言葉から脳内に注ぎ込むことと、それを通して相手を誘導することが可能な状態に持っていく意志が、一番よくないおそろしさと考えている。
哲学や科学の言葉は反証可能だけど、逃れられないようなイメージを刷り込むのは卑怯。
宗教からくるから怖いという人もいるだろうけど。
私は、人が逃れにくさを感じさせる重さを、言葉から脳内に注ぎ込むことと、それを通して相手を誘導することが可能な状態に持っていく意志が、一番よくないおそろしさと考えている。
哲学や科学の言葉は反証可能だけど、逃れられないようなイメージを刷り込むのは卑怯。
時代が不安定なとき、人心も不安定になる。しかし、心の表面の荒波とは別に、深いところには変わらぬ確かなものがある。それは古から伝わるものであるし、いま私の中で働いているものでもあるだろう。時代が変わっても変わらぬもの、そこに錨を下ろすこと。
時代が不安定なとき、人心も不安定になる。しかし、心の表面の荒波とは別に、深いところには変わらぬ確かなものがある。それは古から伝わるものであるし、いま私の中で働いているものでもあるだろう。時代が変わっても変わらぬもの、そこに錨を下ろすこと。
今宵は『エドゥアール・グリッサンーー〈関係〉の詩学思想』(知の革命家たち、水声社)の刊行を記念して著者の中村隆之さんとお話しします。
同書を読んで、植民地の社会、歴史、言語、文化をめぐる実践と思索から生み出されたグリッサンの洞察は、まるで他人事ではなく、混迷を深めるいまの世界に別の可能性を開いてゆくための手がかりを与えてくれるものだと教えられました。
もつれあう世界の見方を多様に検討するような場になるといいなと思います。
unite-books.shop/items/699bdf...
今宵は『エドゥアール・グリッサンーー〈関係〉の詩学思想』(知の革命家たち、水声社)の刊行を記念して著者の中村隆之さんとお話しします。
同書を読んで、植民地の社会、歴史、言語、文化をめぐる実践と思索から生み出されたグリッサンの洞察は、まるで他人事ではなく、混迷を深めるいまの世界に別の可能性を開いてゆくための手がかりを与えてくれるものだと教えられました。
もつれあう世界の見方を多様に検討するような場になるといいなと思います。
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大森荘蔵(1921-1997)の論文や本を中心に編まれた著作集です。
第10巻には、坂本龍一さんとの対談『音を視る、時を聴く』や各種対談が収められています。
同書は、朝日出版社(1982)が初出で、2007年にちくま学芸文庫に入っています。
この著作集が出た頃は、ゲーム会社に勤め始めて4、5年めくらいで、給料を右から左に本と映画と音楽に使っておりました。
という余談はともかく、この著作集も、本当に久しぶりに一箇所にまとめることができました。
www.iwanami.co.jp/search/s1404...
大森荘蔵(1921-1997)の論文や本を中心に編まれた著作集です。
第10巻には、坂本龍一さんとの対談『音を視る、時を聴く』や各種対談が収められています。
同書は、朝日出版社(1982)が初出で、2007年にちくま学芸文庫に入っています。
この著作集が出た頃は、ゲーム会社に勤め始めて4、5年めくらいで、給料を右から左に本と映画と音楽に使っておりました。
という余談はともかく、この著作集も、本当に久しぶりに一箇所にまとめることができました。
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