藤子
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藤子
@tisfortea.bsky.social
こゝろにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく。
このシリーズを読んで、はじめに感じたのは、「翻訳もののよう!」ということだった。
あくまでも個人の感じ方だけど、日本のファンタジー作品は、児童文学系か、ラノベ系に大別されるように思う。が、このシリーズは、そのどちらとも違って感じられた。私はそのあたりに「翻訳もの」の空気を感じたのだと思う。
また、このシリーズは、それぞれを独立した物語として楽しむことができる一方、長い長い年代記のように読むことができるのも楽しい。作品を重ねるごとに、この物語世界を深く知っていく楽しさがある。

#青空読書部
#読書記録
October 10, 2026 at 3:48 AM
戴国関連の過去作を読み返したくなった。そして、景麒と陽子のエピソードに「!!」。
天意に叶う王を麒麟が選ぶという十二国の世界が羨ましくなるこの頃。だけど、こちらの世界は、私たち一人ひとりが麒麟のようなものでもあるのかも、とも思う。選挙でトップを選び、それが間違っていれば病む(生きることが苦しくなる)。が、そのトップの死を待たなくともその人物をその座から下ろす方法があるのだから、こちらの方が良いともいえるわけで。
とにかく、選挙は行こう。

#青空読書部
#読書記録
October 4, 2026 at 3:39 AM
小学校の授業のレベルでは「悪い人」ポジションで説明された、蘇我氏。でも、本当はそんな単純な話じゃないし、「大化の改新」で一族皆が滅んだわけでもなく。少しずつ記録や文書に名前があがらなくなっていっても、血は脈々と続いているのだろう。今でも。

#青空読書部
#読書記録
September 29, 2026 at 3:41 AM
数カ月後に小惑星が衝突し滅びてしまう世界、そこで起きた殺人事件…どうせすぐにみんな死ぬのに、何故あえて…という設定。あらすじを読み、あまり好みの設定ではなかったけど、作者の方の別の作品がおもしろかったので読んでみた。
なるほど確かに、その設定でなければ起きない事件だと、読後に納得。
どこか自分も同じ世界線に生きているような気になる瞬間もあり、どう生きるかを問いかけられているようでもあった。

#青空読書部
#読書記録
September 13, 2026 at 3:36 AM
源平合戦前後の時代を扱った物語。興味ある時代であるし、おもしろく読めた。そして、自分の知識の浅さを思い知る。平家による南都焼討や、興福寺に伝わる旧山田寺仏頭…それ自体は知っていたが、何故焼き討ちが行われたか、何故山田寺の仏頭が興福寺にあるのか、など、考えたこともなかったな…。

#青空読書部
#読書記録
September 11, 2026 at 3:40 AM
著作はほとんど読んでいる作家さん、何冊か読んだことがある作家さん、はじめましての作家さん。私にとってそんなレイヤーがある執筆陣による1冊で、おもしろい企画だと思った。
短編小説は、「何を書くか」よりむしろ、「何を書かないか」の技術でもあるのかもしれない、などと感じた。

#青空読書部
#読書記録
September 6, 2026 at 3:40 AM
視点の人物がどのような来し方を持っているのか、ネタバレになるのでここでは書かないが…過ぎた時、己の生き方を振り返るその感情が、何とも苦しい。反省・後悔とは少し違うが、それは正しいものではなかったと断じ、誰が責めずとも自らを罰する態度。
人、というか、人類は、何度でも同じ過ちをおかすものかもしれないという気にもなり、どうすれば逃れられるだろうかと思うのは、少しつらい。

#青空読書部
#読書記録
September 2, 2026 at 3:40 AM
音が聞こえるような小説だった。揚幕の開く音、ツケの音、三味や鳴物の音。主人公が、自分の中にある音に導かれて踊っている設定だったこともあり、歌舞伎のシーンではリズムが感じられた。

また、とある悪役の存在…物語における配置が、非常に印象的だった。人間の心理の複雑さを見せてくれていたと思う。

この物語を映像で見てみたいと思った。もしくは、新作歌舞伎とか。その場合、演じる役者はどなたが良いかな?

#青空読書部
#読書記録
August 27, 2026 at 1:04 PM
ミュージカルを見るようになって、10年ほどすぎた。その間、特にその歴史について考えたことはなく、ただ、オペラから変遷を経て成立したジャンルなのだろうな、と漠然と思っていた。それに答えを与えてもらった感じ。

おもしろかった。

#青空読書部
#読書記録
August 25, 2026 at 5:20 AM
この3冊は、続けて読んだ。『鈍色幻視行』の作中作が、『夜果つるところ』。なので、『夜〜』のカバーは裏表になっていて、裏は、作中の作者のクレジット。『鈍色〜』の上下巻を並べると一つの絵になるところもそうだけど、これは、紙の本ならではで、本好きにはたまらない。
恩田さんの作品は、個人的には当たり・はずれがあるのだけど、これは当たりの方。内容といい長さといい、読み応えがあり、読後感も好き。ゆるやかな謎解き、それが完全な答えではないかもしれないけど、胸の内に凝っていたものは解けている。

#青空読書部
#読書記録
August 20, 2026 at 12:24 PM
黒須はNHKに移送され、徳川家の財産を隠す任務に従事させられているものと思っていた。

#VIVANT
August 18, 2026 at 12:55 PM
ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」は、前半の2公演を観劇。ゾーイのキャスト違いで、エヴァンはどちらも柿澤勇人さんの回。3月〜4月のジキハイの時も思ったけど、柿澤さん、一層歌上手くなっているし、声量も増してません? 高音の抜け感(「抜けるような青空」とかの「抜け」ね)素晴らしかった。トレーナーさんとの相性が良いのかな。そして芝居の面、高校生を演じるのに、「若さ」ではなく「幼さ」というエッジが効いていたように思う。そうだよなぁ「若さ」って十分に年を重ねてる前提あってだよなぁ…と、妙に納得。
August 13, 2026 at 4:41 AM
八月納涼歌舞伎は、1日で第一部〜第三部を観劇。第一部「牡丹燈籠」では、新悟さん演じるお国が、第二部では「鬼神のお松」の七之助さん演じるお松が、印象に残った。どちらの女性も、覚悟を決めた強さがあり、それにくらべて男たちは…という感じ。
役どころではなく、役者さんご自身が印象的だったのは、第一部の巳之助さんと、第三部の勘九郎さん。どちらも、身体での表現がおもしろかった。
August 11, 2026 at 4:23 AM
原作アニメを見たのは一度だけで、その内容はほぼ記憶になかった。今回スーパー歌舞伎で見ることで、私にとって印象が薄かった理由がわかった気がした。情報量が多く、その中で!自分が好きな「軸」を見つけられなかったから、だろう。
その点は今回も変わらず。なので、「おもしろかった!」とシンプルに言うことができない。
ただ、新作のスーパー歌舞伎ゆえ、四代目とくらべることなく見られることに、少し安心していた。それでも、宙乗りの場面はやはり…。
團子ちゃんのアシタカは、はまり役だったと思う。
August 5, 2026 at 3:23 AM
人それぞれの「幸せのかたち」ということを思った。

#青空読書部
#読書記録
August 3, 2026 at 11:50 PM
読書は好きだけど、あまり、文豪の作品などは読んできていない。が、ふと、読んでみたいなと思って手に取った。
読了し感じたのは、いまの小説がいかに丁寧かということ。この小説は、説明的な文をあまり含んでいない、というか…じっくり読まないと、解釈を間違いそうな感じ。登場人物の心情を、正しく読みとれている自信がない。
そのくせ、京言葉のイントネーションを考えすぎてしまって(音を想像しようとして)、妙に疲れた。

#青空読書部
#読書記録
July 31, 2026 at 3:38 AM
久しぶりに恋愛小説を読んだ気がする。

暁海の境遇…両親のことや、住まう土地柄…が、読んでいてとてもキツかった。文体のせいもあるのか、ものすごく不幸という感じではないのだけど、じわじわと重さが積み上げられるようで。

読んでいて、どこがということなく、始終涙ぐんでしまった本だった。本を読んで泣けることはままあるけど、これまでにない泣き方をしたなぁ…。

秋に映画が公開となるようで、キャストを確認したら、とても豪華。見たいけど、映画館でじわじわ泣くことになるのはちょっと困る…。

#青空読書部
#読書記録
July 24, 2026 at 3:13 AM
ようやく読み終わった…。

想像で書かれたことが、いま、現実になってしまっている…という感想が多いかに思えるこの作品。まあ、確かに、とは思った。ただ、「こうなってしまった」のは、いくつかの分岐を経てたまたま、という気はしない。こうならざるを得なかった、という気がする。ひどく現代らしくありつつ、普遍でもある。

…って、意味不明だな。

「不断の努力」の大切さ、難しさを思い知る。

#青空読書部
#読書記録
July 22, 2026 at 3:13 AM
著者の作品が好きだし、京都の雰囲気を味わいたいな(しばらく行っていない)ということで読んでみた。
京都に住む人の目線での京都は、観光で行くわれらとは少し違う。ああなるほど、それはそうか…と、納得する部分も多い。
「折々暮し」の方は、「京都」とタイトルにはあるが、京都の話はわずかで、タイトルから期待する内容とは違ったかな。少しそこが残念ではある。

#青空読書部
#読書記録
June 23, 2026 at 3:09 AM
よみうり大手町ホールで上演中の舞台『罠』。ネタバレ厳禁な内容なので、詳しい感想は書けないのが苦しいところ。だが、上演時間の2時間は、たいへんに密度の濃いものだった。セットは転換なしの一場面、その屋敷のやたらと重そうな扉の意味が、最後に腹に落ちてきたように思えた。
June 20, 2026 at 12:54 PM
仙台文学館の特別展を観覧。丁寧な手仕事で製本装幀された作品に見入っていて、なんとなく、手仕事で作られた美しいものを好んだウィリアム・モリスを思い出していたら…展示の中に、モリスの出版物を含む作品が。妙な納得感。
June 10, 2026 at 3:40 AM
「日本の後宮」と聞いて、現代の私たちが真っ先に思い浮かべるのは、平安期、それも「源氏物語」「枕草子」が書かれた頃のことだろう。そのようなかたちになるまでの変遷の概要が本書には記されていて、興味深く読んだ。また、キサキたちの周辺、奈良期には多くいた女性官吏が、時代がくだるにつれ消えていった事情も、知ることができた。日本史好きではあるけど、そこまで深く学習してはいない私なので、奈良期と平安期がうまくつながって捉えられていなかったのがよく分かった。本を読むこととは、つくづく、自分の無知を知ることでもある。

#青空読書部
#読書記録
June 4, 2026 at 3:41 AM
一条帝のきさき、定子と彰子の物語。
彰子のキャラクター設定がおもしろかった。「道長の子」であることでは、何なら、頼通よりも上だったのかも、と思わせる設定。
また、定子が清少納言に「枕草子」執筆を命じる場面が印象的だった。定子の矜持と、それに応えようとする清少納言の忠心。
大河ドラマ「光る君へ」を見た記憶もまだ新しく、登場人物の関係性が自分の中で整理されていたので、読みやすかった。

#青空読書部
#読書記録
May 23, 2026 at 3:44 AM
手製本ノート を、購入した。手作業で製本されたノート。
買う時には、少し悩んだ。安価なものではない。だからおそらく、もったいなくて何も書けない。使っていないメモ用紙やレターセットをたくさんかかえているくせに、このうえまだ…と、自分を抑えようと思った。
が、ふと、「これは本だから」と囁かれた気がした。
そうだ、本だ。開けば何も書かれていないノートでも、開かなければそれは、何が書かれているか未だわからない本だ。しかも、内容がわからないということは、あらゆる物語が綴られている可能性があるということ。
それならば、躊躇う必要はない。
この「本」を手に納め、表紙を見ながら、綴られた物語を想像しよう。
May 17, 2026 at 3:37 AM
二人の幼い甥を殺したと言われている英国王リチャード三世、その殺人について、現代の警察官が「安楽椅子探偵」として謎にせまる物語。前にもいちど読んでいるはずなのだけど、まったく記憶にないのは…当時はリチャード三世について、ほぼ無知だったため。とあるコミックスで、薔薇戦争から彼の死までの概要を掴んだので、再読。文献を丁寧に読み込むのは、基本中の基本、と思い知らされた。しかし、翻訳ものはやはり読みづらい。

#青空読書部
#読書記録
May 13, 2026 at 3:42 AM