Kz氏
kuzesi.bsky.social
Kz氏
@kuzesi.bsky.social
もと県立高校の先生です。芝居が好きで、いろいろ生徒とやっていました。2008年に大病から奇跡的に生還。多少の後遺症ありながらも今のところ異常なし。…という人でしたが、2017年度一杯で退職いたしました。2022年度一杯で再任用もお払い箱となりました。一般社団法人日本演劇教育連盟会員で、NPO法人日本学校演劇教育会の理事という名の雑用係をしています。
「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」2023年

伊藤沙莉主演で、歌舞伎町で小さなバーを営む探偵である、彼女の魅力がマグネットの映画。
内田英治、片山慎三の両監督が3話ずつ脚本も手がけているので、ストーリーがスパイラルに拡散する。宇宙人の捜索を依頼するFBI、落ち目のヤクザの最期、その娘のマジックミラー号AV、無理心中するホス狂い、殺し屋姉妹等々、新宿の路地裏のように入り組んでいく。
大繁華街の夜空に、「未知との遭遇」みたいなUFOが飛来するぶっ飛んだラストは、この街のこの物語にふさわしい。
September 8, 2026 at 10:01 AM
「ブラックフォン 2」2025年

映画館で前作を見たのは4年前で、つながりが全然分からないので、前作も配信で見返す。前作は「狂気」から、本作は「ザ・ウォール」から、ピンクフロイドが劇判に使われているのに気が付く。プログレッシブ・ロックが70年代末から80年代初めの雰囲気を醸すのを、同時代に20代だったから、体感できる。PCもiPhoneもない、黒電話の時代だ。
September 8, 2026 at 10:00 AM
「バックルームズ」於:横浜ブルグ13

かつての2チャンネルにはそれほど興味がなく門外漢なので、耳学問。
The Backroomsは、英語圏匿名掲示板に投稿された、黄色い部屋の写真とそこが現実外の空間であるというクリーピーパスタ(怪談ミーム)が起源。様々なプラットフォームに拡散し、空間も広がりストーリーも複雑化して、ネットロアを形成していったのだそうだ。監督ケイン・パーソンズは、16才の時にYouTubeに短編動画を投稿して好評を博し、ネット伝説に一役買っている、若干21才。
September 5, 2026 at 5:49 AM
「旅と日々」2025年

つげ義春映画と言ってよいジャンルがあるのだと思う。映画comで見ただけでも、原作映画は8作もある。その未見の最新作を配信で見る。

「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」が原作。
シム・ウンギョンが、前者映画化のシナリオライターで、ハングル文字のシノプシスから始まる。映画が完成して後、雪深い山間の旅に出た彼女の体験が後者。韓国語でナレーションを付ける。そこに違和感がない。

片山慎三の「雨の中の慾情」は、ほぼ全編が台湾ロケだ。「池袋百点会」「夏の思いで」「隣りの女」などを原作とした、昭和初期日本の設定ながら、亜細亜の異国であることを隠しもしない。
September 3, 2026 at 10:54 AM
「ナイトボーン 夜哭」於:kino cinema 横浜みなとみらい

ハンナ・ベルイホルム監督の、「ハッチング 孵化」以来のフィンランド・ホラー。
「ナイトボーン」は邦題造語。原題はフィンランド語「Yön laps」で「夜の子」という意味。

邦題造語に邦題副題を付けるのは屋上屋だが、「夜哭」というのはうまい。子供がいないので私自身は未経験だが、睡眠時間を削る夜泣きの声は、「哭」だろう。
本作の赤ん坊は、獣のうなり声だが、目を充血させた両親にはこのように聞こえるのかも。
September 1, 2026 at 1:05 PM
「コート・スティーリング」2026年

フライヤーのパンキッシュなビジュに惹かれて、配信で見た。
トゲトゲ鋲ジャンのモヒカン親父やら、つるっ禿のロシアンマフィアやら、黒スーツ黒シルクハットあごひげもみあげのユダヤ教ギャングやら、噛みつき猫まで出てくるのだから、「トレインスポッテイング」風味の「ジョン・ウイック」を期待した。
しかし、バーテンダーのハンクはやられっぱなしで、知人友人も殺されまくる。フラストレーションは全然解消されず、とにかく運の悪い主人公だ。しかし、それが、最後に笑うのだから世の中は分からない。
August 30, 2026 at 9:21 AM
昨日、日本学校演劇教育会第43回研究会「少年院プロジェクトと進路指導プロジェクト 演劇教育の汎用」於:日本工学院

日体大柏高校・林祐介先生「総合的な探究の時間」における表現教育の取り組み
Stage Connect代表・葛木英さん「特性のある少年対象の表現コミュニケーションワークショップと、千葉県八街少年院での『行動変容』ワークショップ」

全く異なるタイプの演劇教育の実践をご教授いただき、会場を巻き込んだ「演劇」の持つ教育効果を探るディスカッションを行う、という目的で、俳優座俳優演出家川口啓史さんをファシリテーターとした、ディスカッションも行った。
August 30, 2026 at 1:01 AM
昨日、高校教育会館資料委員会でした。また一つ仕事を請け負いました。
August 28, 2026 at 11:12 PM
23日、日日是丸丸「ヒトグルミ」於:横浜・あかいくつ劇場

演劇部15期OB金井俊平君からLINEをもらって、初めて見る演劇ユニット。

日日是丸丸は神奈川・東京で演劇活動をする20代4人が運営メンバーで、昨年8月が旗揚げ公演。「日常の一瞬を覗き込む」のが、テーマ。金井君は客演、というか、プロデュース公演方式らしく、「会社員やりつつ演劇やってる」中野直重興業中野直重さんが、深く関わっているらしい。

「家族」と「家」がテーマ。
August 24, 2026 at 8:33 AM
22日、日教組臨時・非常勤職員等全国協議会全国交流集会に参加。今年で3回目。
他自治体に比べると、神奈川県の労働条件はかなりいいと思う。会計年度任用職員制度導入の時に相当に頑張ったのだね。しかし、現場の運動という点から比べると、もっともっと活性化しなければならない状況だと思う。
August 24, 2026 at 8:22 AM
「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」の後で。
背中を押してくれた、飲み友達化している演劇部8期OGとその妹さんと。
August 24, 2026 at 8:21 AM
「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」於:T-joy横浜

大ヒットアニメ映画を見る。平日午後だが8~9割の入り。客席年齢は若いが、子供を連れた家族はいない。
こども映画と思って見たので、予想に反して、ものすごく後味が悪い。描かれるのは、復讐の連鎖で、イスラエル・パレスチナの中東紛争や、ロシアのウクライナ侵攻や、終わらないアメリカ・イラン戦争や、を想起してしまう。

しかし、それこそアンデルセンの「人魚姫」のように、童話はもともと後味悪いものなので、本作は、やはり家族連れで見るべきこども映画だ。Netflixも「ファミリーで楽しめるTV番組」に分類している。
August 24, 2026 at 8:19 AM
「風花」2001年

未見の相米慎二監督遺作が配信された。
「台風クラブ」や「お引越し」や「夏の庭 The Friends」の記憶から、男女の映画は珍しいと思ったが、勿論私の勝手な印象。冒頭薄明の桜吹雪シーンで、長回しを懐かしく見る。
August 21, 2026 at 8:56 AM
昨日、教育予算要求課題別交渉・神奈川高教組非常勤職員専門委員会。時間がやけに短いなと思ったが、行政も働き方改革で、労組はともかく市民団体の交渉は文書になるやもしれぬとか。労働条件向上はお互い様だが、善し悪しかな。
打ち上げは、酒場放浪記で吉田類さんも日比麻音子さんも訪れた、戸部の市民酒場「もりや」。うまかったね。
August 18, 2026 at 1:13 AM
8月10日に、記録役で参加した、演教連全劇研講座をまとめる。ロクディムりょーちんさんのインプロワークショップ。

しかし、yes andやand moreではなく、あくまで他者ではなく自分を軸として進める。自分は他者から立ち上っており、他者は自分に内包されるという、平野啓一郎氏に似た発想。
会話のピンポンとその分析のワークは、スピィーディーさやゲームマインドはなく、内省的。面白い体験。

国語の授業で使えないかなあと思うが、ICTと成績処理シートに支配されて、試験範囲消化に汲々とする現状では、かなり難しい。
(写真は、ロクディムりょーちんofficial siteより、拝借)
August 16, 2026 at 7:50 AM
「藁にもすがる獣たち(韓国版)」2020年

9月に邦画公開が予定されている曽根圭介原作小説映画化。韓国が先行していたのをNetflixで知る。

邦画と韓国映画は縁が深くて、「ゴールデンスランバー」や「ジョゼと虎と魚たち」を韓国がリメイクしたり、「最後まで行く」や「サニー 永遠の仲間たち」を日本がリメイクしたりしてしているし、本作や「私の頭の中の消しゴム」のように同じ原作原案を両国で製作することもある。
この相互影響は面白いので、日韓映画交流史をまとめた書籍がないものだろうか。
August 15, 2026 at 11:34 AM
「ブータン 山の教室」2019年、於:港南台シネサロン

日本ブータン外交関係樹立40周年事業リバイバル上映が、地元ミニシアターにまで及び、入場特典でブータン製ハーブティーのティーバック一袋をもらう。
ヒマラヤ山脈標高4800メートル世界一の僻村ルナナに派遣された若い教師、というよりは学生か大学院生でインターンみたいな就労義務期間があるらしい、の話。
August 15, 2026 at 9:05 AM
前回投稿のフライヤーに間抜けなことに開催日を入れ忘れていました。
投稿し直します。

会員無料・非会員500円です。
ZOOM参加も可能です。
ご関心のある方、申し込みフォームから、ぜひ!
「少年院プロジェクトと進路指導プロジェクト 演劇教育の汎用性」
August 15, 2026 at 8:49 AM
6月28日にご逝去された永田裕之さんの奥様より、論考集「道すがら」をお送りいただく。
教法研・教育研究所から、藤沢総合高校創設を経て、東洋大学はじめ各大学の非常勤講師まで。工業技術校から道徳教育まで。
August 15, 2026 at 7:19 AM
「ベテラン・凶悪犯罪捜査班」2025年

WOWOWで前作を見、見逃していた10年ぶりの続編を、アマプラで見つける。

軽快軽妙で、韓国アクションの銃撃を使わない肉体激突は色褪せないが、息子が高校生となり家庭に悩みが多くなったのが、刑事ドチョルドの10年の経年変化。
前作は、ナッツ・リターン事件が背景だが、本作は、フェイクニュースを垂れ流す迷惑YouTuberがメインファクターで、ビジランテの連続殺人が絡む。2025年の兵庫県知事選挙騒動みたいなことが韓国でもあったのだろうか。
August 14, 2026 at 6:04 AM
Netflix新作「エノーラ・ホームズの事件簿3」

第1作から6年、第2作からも4年経ち、ホームズ家末娘も華燭の典を挙げる。もはやチャーミングなお転婆娘ではないからなのか、第四の壁破りも少なくなる。少し残念。

マルタ島を舞台に、モリアーティ教授と対決する冒険譚。

しかし、モリアーティ一味はいわば階級闘争のテロ組織で、ホームズ・サイドは、革新派議員の夫テュークスベリーと、フェミニズム過激派の母ユードリア、マルタ独立党のミキエルなのだから、折り合いつけて共闘できそうだと思うのけど。
というような、反体制色が滲むのが本シリーズの特徴。選択的夫婦別姓らしきものが出てくるのには、苦笑した。
August 13, 2026 at 9:34 AM
「犬王」2022年

私にとっての湯浅政明監督は、「四畳半神話大系」や「夜は短し歩けよ乙女」の森見登美彦世界立体化の人であり、「映像研には手を出すな!」にもその匂いを求めてしまう。というのは、無論勝手な個人的思い入れで、松本大洋テイストの本作は、ふんわりとした日常性をメタモルフォーゼするのではなく、爆砕する過激派映画だ。

言わずもがな、そのテロリストは、実在の能楽師に仮託されたロックだ。ヤンチャの代名詞に矮小化する以前の、カウンターカルチャーの表現であり、歌舞伎と二重写しになっている。傾き者を源流とする河原者演劇。
August 13, 2026 at 9:19 AM
昨夕、MUSEミュージカル(於:きらら鎌倉)。
MUSEは合唱サークルなのだけど、年1回夏にミュージカル舞台公演を行う。
演劇部9期OGちるのこと村井さんが、お母さん共々に、参加。衣装担当だったのだけど、少しずつ舞台に顔を出すようになって、ついに今回は出ずっぱり。
小さい子から私と同年代の人までが同じ舞台で演じているのが愉しい。こういうサークルは近辺では聞かない。鎌倉という土地柄かな。
August 9, 2026 at 11:53 PM
下の研究会を催します。
会員無料・非会員500円です。
ZOOM参加も可能です。
ご関心のある方、申し込みフォームから、ぜひ!

NPO法人日本学校演劇教育会
第43回研究会のお知らせ
「少年院プロジェクトと進路指導プロジェクト 演劇教育の汎用性」
 
全く異なるタイプの演劇教育の実践をご教授いただき、会場を巻き込んだ「演劇」の持 つ教育効果を探るディスカッションを行う。

・会場 日本工学院専門学校蒲田キャンパス(JR西口より徒歩2分)3号館1F多目的ルーム(正面玄関入って右へ)
8月29日(土)13:00 開場 13:30 開演
August 9, 2026 at 5:02 AM
「マッド・フェイト 狂運」2026年

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」の監督作品だというので、カンフーかと期待したら、占いの映画だった。

しかも、まともな人間が一人も出てこない。雨が降ると娼婦を殺したくなる切り裂きジャックみたいな理学療法士とか、猫を見るとナイフを振りかざしたくなる少年Aみたいなサイコパスとか、母親が精神障害で自身も罹患することが恐怖の芥川龍之介みたいな風水師とか。演出もクレージーで突然ベートーベン「運命」や「クワイ川マーチ」が劇判に入ったりする。
August 9, 2026 at 2:53 AM